「NZ代表の偉人が日本で復活」 世界的名手カーターの躍動に母国NZメディア脚光
国内最高峰のラグビーリーグ、ジャパン・ラグビー・トップリーグ(TL)が12日に全国各地で開幕した。昨年のワールドカップ(W杯)日本大会で8強入りし、世界に感動を与えたホスト国のリーグ開幕を本場ニュージーランドの地元メディアも特集。偉大なレジェンドの復活にスポットライトを当てている。
神戸製鋼SOカーターが復帰、1トライ含め18得点と活躍
国内最高峰のラグビーリーグ、ジャパン・ラグビー・トップリーグ(TL)が12日に全国各地で開幕した。昨年のワールドカップ(W杯)日本大会で8強入りし、世界に感動を与えたホスト国のリーグ開幕を本場ニュージーランドの地元メディアも特集。偉大なレジェンドの復活にスポットライトを当てている。
「オールブラックスの偉人、ダン・カーターが首の手術から日本で勝利の復活を果たす」と特集したのは、ニュージーランドメディア「stuff」だった。
2連覇を目指す神戸製鋼はキヤノンと対戦。主役は元ニュージーランド代表SOカーターだった。ワールドラグビーの年間最優秀選手を3度受賞し、世界最高のSOと称される英雄は前半30分にトライを決めるなど18点を挙げ、50-16の圧勝に貢献した。
記事では「不老の元オールブラックス、ダン・カーターは時を戻した。日本のトップリーグ王者・神戸製鋼の今季初戦で18得点を叩き出した」と3月に38歳の誕生日を迎えるレジェンドの健在ぶりを伝えた。
カーターは昨年3月に頚椎の手術を受け、長期離脱していた。2018年12月以来の復帰戦となったが、記事では「サウスブリッジ出身の男はすぐに流れに乗った。トライと5本のコンバージョンとペナルティゴールを決めた」と紹介していた。
記事では神戸製鋼LOブロディ・レタリックらオールブラックス勢のみならず、パナソニックの快足WTG福岡堅樹の2トライの活躍も紹介。大観衆が足を運んだトップリーグ開幕は海を越え、本場NZメディアでも注目を集めている。
(THE ANSWER編集部)