トップリーグ開幕戦、秩父宮に1000人超大行列 先頭は5時「こんなに多く並ぶとは」
国内最高峰のラグビーリーグ、ジャパン・ラグビー・トップリーグ(TL)が12日に全国各地で開幕する。秩父宮ラグビー場では日野―NTTコムが全国一番乗りとなる午前11時半に開始される。開門前にはファンの長蛇の列ができ、ラグビーブームの熱を感じさせた。
敷地内に並びきれず開門5分早める対応、リーチ、松島見たさにファンが猛ダッシュ
国内最高峰のラグビーリーグ、ジャパン・ラグビー・トップリーグ(TL)が12日に全国各地で開幕する。秩父宮ラグビー場では日野―NTTコムが全国一番乗りとなる午前11時半に開始される。開門前にはファンの長蛇の列ができ、ラグビーブームの熱を感じさせた。
熱は冷めない。気温10度を下回る寒空の下、秩父宮ラグビー場には1000人を優に超えるファンが集結した。都内から訪れた先頭の来場者は、なんと早朝5時から待機。自由席チケットを握りしめ「こんなに早くからたくさんの人が集まるとは思わなかった」と驚いていた。古くからのラグビーファンで、トップリーグの開幕戦を何度も観戦しているが、ここまでのフィーバーぶりは初めてという。
本来の優先入場券の開門時間は午前9時45分。しかし、会場敷地内に並びきれず、場内の準備も早く完了したため、開門は5分早められた。会場スタッフは「ここまで多く来てくださるのは珍しい」と嬉しい悲鳴。2、3番手に並んでいたファンは、岩手など東北から駆け付けた。女性や子供、年配のファンなど老若男女問わず、開門と同時に選手ばりの猛ダッシュ。お目当ての座席に“トライ”を決めていった。
同会場では、第2試合にリーチ・マイケル擁する東芝と松島幸太朗らのいるサントリーの試合が午後2時から始まる。昨秋のワールドカップ(W杯)で日本代表が史上初の8強入りするなど、空前の大フィーバーを巻き起こしたラグビー。今季は5月9日の最終15節まで、16チームによる総当たりのリーグ戦で優勝を争う。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)