カタールW杯、アルゼンチンは優勝懸けてフランスと激突

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は18日（日本時間19日）、アルゼンチンとフランスが決勝で激突する。アルゼンチンは毎試合、大勢の母国サポーターが大声援を送っているが、現地にいる同国のサポーターの凄まじい熱量を国際サッカー連盟（FIFA）が動画で紹介。日本のファンからも「これがアルゼンチンサポーターよ」「面構えが違う」などと驚きの声が上がっている。

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　熱狂的なアルゼンチンのサポーターが、サッカーに懸ける思いを語っている。FIFAのW杯日本語版公式ツイッターは、カタールを訪れている3人のサポーターのインタビュー動画を公開。「（サッカーは）僕の人生だ」と語る1人目の男性は「借金もしているし、貯金も底を尽きた。彼女とも別れたし、家族や友人とだって連絡を取っていない」と衝撃の告白を当たり前のようにしていた。

　さらに2人目も「（サッカーは）全てだ」と断言。「このために仕事を辞めてきた」と一大決心を事もなげに語っている。さらに3人目は「とても重要な意味がある。僕らにとってサッカーは人生だ。だからどんな犠牲を払おうとここにきて応援するんだ」と力説していた。

　投稿文面では「人生をかけて自分の国を応援する……アルゼンチン人にとってサッカーは人生のすべてなのです」と記されており、驚いた日本のファンからは「これがアルゼンチンサポーターよ」「面構えが違う」「ここまで熱中できるものがある人生最高だな」「熱意の量」「命がけニキかっけえ」「これだけ迷いがない人達素敵だな」「人生の賭け具合が凄い」「ぶっ飛び過ぎて好きだぜアルゼンティーナ」などとコメントが集まっている。

　アルゼンチンサポーターの異常ともいえる熱の入れようについては、英紙「ザ・サン」が資金を使い果たしたり、家を売ってまでW杯に来たファンもいるという現地の同国サポーターの声を記事で伝えるなど、注目が集まっている。