ラグビーの記事一覧
-
W杯優勝候補が仕掛けた“日本封じ”の罠 欧州遠征2連戦で得た学びと8強突破への宿題
2022.11.26日本代表は秋のヨーロッパ遠征を2戦2敗で終えた。来年9月に開幕するワールドカップ(W杯)フランス大会へ向けた“プレ・イヤー”最後の2試合で世界トップクラスの相手に挑んだが、本大会でも対戦するイングランド(世界ランキング5位)に13-52、W杯開催国フランス(同2位、日本は同10位)には17-35と実力差を見せつけられた。日本代表を知り尽くすイングランド代表エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)、そしてW杯優勝候補のフランスに日本代表の撃退方法を見せつけられた2試合は、同時に桜の戦士たちにとっては来年9月に向けた“宿題”をもらう苦杯でもあった。目標に掲げる2019年日本大会でのベスト8超えのために、ヨーロッパで得た学びとはどんなものだったのだろうか。(取材・文=吉田 宏)
-
W杯同組イングランドと4年ぶりに激突 エディーHCが警戒する“古巣”日本の武器とは
2022.11.12ラグビー日本代表のヨーロッパ遠征第1戦となるイングランド戦は、ロンドン近郊のトゥイッケナムで現地時間12日にキックオフを迎える。10日には両チームがメンバーを発表して、臨戦モードが高まっている。来年9月に開幕するワールドカップ(W杯)フランス大会プールDで、9月17日(日本時間18日)の対戦が決まっている両国だが、イングランドを率いるエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が今回の一戦に向けたオンライン会見に応じた。2015年W杯まで日本代表を指揮して、桜の戦士たちを知り尽くす指揮官。前週には、同じくW杯同組での対戦が決まっているアルゼンチン代表に29-30と、同カード13年ぶり、ホームでは16年ぶりに敗れるなど強化に腐心するなかで、“古巣”との激突へ意気込みを語った。(取材・文=吉田 宏)
-
大人気の大阪名所訪問したラグビー元NZ戦士、家族と満喫「新しい旅は恵まれている」
2022.11.10ラグビーリーグワン・コベルコ神戸スティーラーズに加入した元ニュージーランド代表CTBナニ・ラウマペが大阪名所を満喫した。自身のインスタグラムを更新。家族でユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を訪れたことを報告した。
-
日本人に愛される食べ放題チェーンに南半球ラグビー強豪が大挙 「お店大丈夫!?」と話題
2022.11.04屈強なラガーマンが訪れた意外な場所に反響が広がっている。ラグビー・リーグワンの埼玉ワイルドナイツは4日にオーストラリアの強豪クイーンズランド・レッズと親善試合を行う。すでに来日しているレッズの面々は日本人に愛される人気食べ放題チェーン「すたみな太郎」を訪問。焼肉やたこ焼きなどを堪能し、「美味い」と絶賛した。この投稿は日本人から多く反応が集まり、「ちょ……お店大丈夫か!?」の声が上がった。
-
南半球ラグビー強豪がまさかの「すたみな太郎」爆食で絶賛「タコが入ったボール…旨い」
2022.11.03ラグビー・リーグワンの埼玉ワイルドナイツは4日にオーストラリアの強豪クイーンズランド・レッズと親善試合を行う。すでに来日しているレッズの面々は日本人に愛される人気食べ放題チェーン「すたみな太郎」を訪問。焼肉やたこ焼きなどを堪能し、「美味い」と絶賛した。
-
“最強軍団”NZに7点差惜敗の真相 ラグビー日本代表、数字が示す進化とW杯への課題
2022.11.02ラグビー日本代表は4年ぶりの対戦となったニュージーランド代表“オールブラックス”を、31-38と追い詰めた。ノンテストマッチで行われたオーストラリアA代表相手に、最終戦で52-48とようやく1勝を挙げた3連戦から2週間で、過去6戦全敗している“最強軍団”に1トライ1ゴール差という過去最少の接戦を演じてみせた。敵地で挑むイングランド戦(現地時間12日/トゥイッケナム)、フランス戦(同20日/トゥールーズ)、そして10か月後に待つ8強突破を目指すワールドカップ(W杯)フランス大会へ向けて、日本代表が目指すラグビースタイルを、オールブラックス戦の戦いぶりとゲームデータから読み解く。(取材・文=吉田 宏)
-
ラグビーNZ代表が試合後に日本式お辞儀 海外称賛「感動の瞬間」「一流の振る舞いだ」
2022.10.30ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ2022は29日、日本代表がニュージーランド代表に31-38と大善戦。一方で、ワールドカップ(W杯)3度制覇のオールブラックスは試合後、日本式のお辞儀で改修後の国立競技場最多6万5188人の観客に感謝した。チームの公式インスタグラムは感謝のメッセージとともにその様子を公開し、「一流の振る舞い」「日本にファンが多い理由かも」などの声が寄せられた。
-
肌色の違いを感じた少女時代 大竹風美子に自信を与えた、ラグビーの“多様性”が持つ力
2022.10.287人制ラグビーの女子日本代表“サクラセブンズ”で活躍する大竹風美子は、高校まで陸上の七種競技の選手として活躍すると、ラグビーに転向後も恵まれた身体能力を生かし、一気にトップ選手の座へと上り詰めた。ナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれ、スポーツを通して輝きを放った青春時代。異なるルーツを持つからこそ味わった苦難と、多様性の時代に自らに“誇り”を抱かせてくれたラグビーの持つ力について語ってくれた。(取材・文=吉田 宏)
-
廣瀬俊朗の「ラグビー×ワイン」イベント オンラインで一緒に嗜める第4回はイタリア編
2022.10.27元ラグビー日本代表主将・廣瀬俊朗さんが発案したユニークなオンラインイベントが第4回を迎える。その名も「廣瀬俊朗のワインにトライ!」。ラグビーとワインをかけ合せる独特のトークイベントが好評で、11月12日にイタリア編が開催される。フィジカルの強さを特徴とするイタリアラグビーと、銘醸地・トスカーナ州のワインの魅力が伝えられる予定だ。
-
「未来の女子ラグビーのために」 7人制代表・大竹風美子が語る“日の丸を背負う”責任
2022.10.277人制ラグビーの女子日本代表“サクラセブンズ”で活躍する大竹風美子が、「THE ANSWER」の単独インタビューに応じ、9月9日から11日に南アフリカ・ケープタウンで行われた7人制ワールドカップ(W杯)までのチーム、自身のこれまでの足跡や、今後のチャレンジへ向けた意気込みを語った。大竹がターゲットに掲げるのは2年後に待つパリ五輪。“故郷”東京での五輪を大会直前の怪我で逃した悔しさを晴らす舞台にもなる。陸上七種競技のトップ選手から高校3年でラグビーのキャリアをスタートさせ、今や日本代表に欠かせないメンバーへと成長した23歳。前編ではラグビーに懸ける思いや、日本代表として戦う責任について熱く語った。(取材・文=吉田 宏)
-
ラグビーW杯まで11か月、日本代表の現状は? “1.5軍”豪州戦で見えた列強打破の条件
2022.10.20日本代表はオーストラリアA代表との3連戦を終えた。いよいよ10月29日のニュージーランド代表戦(国立競技場)から、11月12日のイングランド代表戦(ロンドン)、同20日のフランス代表戦(トゥールーズ)と強豪とのテストマッチ3連戦が始まるが、日本は今回、代表予備軍という位置づけのオーストラリア“A代表”に2連敗を喫して、14日の最終戦でようやく52-48と初勝利を挙げた。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の下、来年9月に開幕するワールドカップ(W杯)フランス大会でのベスト8突破へ挑む日本にとって、重要な試金石となる秋の6試合。前半戦を折り返した桜の戦士たちは今、11か月後の祭典へ向けて、どんな立ち位置にあるのか。オーストラリアA代表との3試合の戦いぶりから、ジェイミージャパンが目指すラグビーと強化の現状を検証する。(取材・文=吉田 宏)
-
ラグビー日本代表のNZ戦をホテルで観戦 1席3.7万円超、豪華特典が満載のイベント開催
2022.10.19ラグビー日本代表のオフィシャルサポーターである凸版印刷株式会社が、「新しいスポーツ観戦のスタイル」の一つとして、10月29日に国立競技場で開催される日本代表VSニュージーランド代表の注目の一戦を、日本代表OBの生解説や豪華なコース料理とともに楽しむライブビューイングイベントを、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪の大宴会場「飛天」で開催する。
-
日本ラグビーは「独特な世界」 社員選手かプロ転向か、揺れる若手選手のキャリア選択
2022.10.14将来的なプロ化も視野に入れた変革を目指す日本ラグビー界での代理人ビジネスの現状を、これまで2回にわたり紹介してきたが、最終回は日本人選手のプロ契約に関わる課題をチーム、エージェントらに聞いた。若手や、これからリーグワン入りを目指す大学生ら日本人選手からもプロ契約を求める声が高まっているが、そこにはセカンドキャリアなども踏まえた日本ラグビーの、将来への懸念材料や課題が浮かび上がる。(取材・文=吉田 宏)
-
年俸1億円超えも「珍しくない時代」 日本ラグビーで進む高騰化と“カテゴリA”の問題
2022.10.11日本のラグビー界でも存在感を高めているエージェントビジネス。前編では、実際に日々どのような仕事をしているのかを当事者の話を中心に聞いたが、中編ではプロ化が進むなかで起きている選手年俸の高騰化の問題に焦点を当てる。その背景として、今年1月に誕生した国内最高峰リーグ「リーグワン」の選手規約の1つ、「カテゴリA」を指摘する声が高まっている。(取材・文=吉田 宏)
-
日本ラグビー、代理人業の実態 外国人選手では「乱立状態」、関係者が警鐘鳴らす理由
2022.10.08日本のラグビー界は変革期を迎えている。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会では代表チームが初のベスト8入りを果たし、今年1月には国内最高峰の大会としてリーグワンが誕生。従来の企業スポーツから段階的にプロ化へと進む方向だ。W杯の成功も後押しして海外トップ選手の参戦も後を絶たず、プロ希望の日本選手も増えている。このような流れの中で存在感を高めているのが、選手の代理人を務めるスポーツエージェントだ。
-
フランスW杯4強へ、残り1年でやるべきこと 日本代表ジョセフHCが語る躍進のシナリオ
2022.09.08フランスで開催される2023年ラグビーワールドカップ(W杯)開幕まで、9月8日であと1年となった。2019年の日本大会で史上初のベスト8進出を果たした日本代表は、5日から候補メンバーを集めて大分で合宿をスタート。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の下で、再び世界を震撼させるために強化を加速させる。W杯での新たなターゲットは、前回大会を上回る“8強超え”。新型コロナウイルスによる強化活動の停滞という苦難を乗り越えて、未踏の高みに挑む指揮官が、1年後に迫る本大会への思いと、現状の課題について語った。(取材・文=吉田 宏)
-
ラグビーでプロ目指す一人暮らしの大学生 食事の面で何か母ができるサポートは?
2022.09.07Jリーグやジャパンラグビー リーグワンをみてきた公認スポーツ栄養士・橋本玲子氏が「THE ANSWER」でお届けする連載。食や栄養に対して敏感な読者向けに、世界のスポーツ界の食や栄養のトレンドなど、第一線で活躍する橋本氏ならではの情報を発信する。今回は読者から「THE ANSWER」に届いた質問に回答します。
-
日本ラグビーとの違いは「やったれ!」精神 渡仏した女子選手が見た強豪フランスの姿
2022.08.25フランスリーグでの挑戦を続ける元7人制&15人制女子日本代表の冨田真紀子。前編では、女子選手として異例の挑戦に踏み切った思いや現地での生活について聞いたが、後編では自ら体感したフランスラグビーの実力や魅力を語ってもらった。同時に、来年に迫る男子15人制ワールドカップ(W杯)フランス大会での初優勝が期待される同国代表について、リエゾンスタッフとして日本遠征に同行した際に感じた世界一流チームの凄さについても話を聞いた。(取材・文=吉田 宏)