だから、宇野昌磨は愛される 「頑張る時間が好き」、声に出して読みたい“昌磨語録”
「なんでかよくわかんないけど、跳べる」「わーとか思いながら跳んだら、跳べた」
「なんでかよくわかんないけど、跳べるって感じ」
「『僕が笑顔になったら、すっごくキツいってこと』と言っていた」
「わーとか思いながら跳んだら思いのほか、なんとか跳べた」
1番目は不安を感じていたジャンプが決まったことを率直に表現。2番目は最後のジャンプを跳んだ後に笑顔を見せた理由が、体力的に苦しくなったら笑顔になることを事前にコーチに伝えていたと告白。3番目はそんな状態で跳びながら成功したことについて振り返っている。
どれも、どこか心に残ってしまう、微笑ましい言葉の数々。飾らなくとも、印象深いフレーズが宇野が多くのファンに愛される理由に一つになっているのだろう。ただ、言葉だけを切り取れば“天然”にも見られかねないが、この男、そんなことは決してない。
宇野の言葉には、不思議さの裏に客観性も見て取れる。