井岡一翔、涙の初防衛は“作戦勝ち” 米メディア「重度のボディ攻めで打ち砕いた」
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチは31日、王者・井岡一翔(Reason大貴)が同級1位ジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)に3-0で判定勝ちし、初防衛に成功した。米ボクシング専門誌「ザ・リング」は「重度のボディ攻め」と分析し、作戦勝ちと評価している。
五輪2度出場の難敵を撃破、試合後は歓喜の涙
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチは31日、王者・井岡一翔(Reason大貴)が同級1位ジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)に3-0で判定勝ちし、初防衛に成功した。米ボクシング専門誌「ザ・リング」は「重度のボディ攻め」と分析し、作戦勝ちと評価している。
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五輪2大会出場のプエルトリコの実力者相手に序盤強打を被弾しながらも、インファイトに活路を見出した井岡。テクニシャンが防衛戦で見せたのは接近戦だった。記事では「長身で機動力を持つボクサータイプ相手に、カズトはボディパンチに重度に依存した。苦闘の末に3-0の判定で打ち砕いた」と試合後は涙した歓喜の防衛を分析した
ロンドン、リオデャネイロ五輪を経て、プロ転向無敗の挑戦者は強かった。記事では「イオカの顔の傷痕が高さとアウトボクシングを生かしたシントロンの序盤を物語っている」と指摘していた。強い挑戦者相手にボディ攻めで勝機を見出した4階級制覇王者。その戦術眼の高さはボクシングの聖書と呼ばれる同誌からも高く評価された。
(THE ANSWER編集部)