井上尚弥―ドネア戦は「全てが存在した」 米ヤフーも「年間最高試合」選出で“5冠”
井上はパッキャオ彷彿と評価「最もエキサイティングなスターの1人」
一方で、モンスターについては「イノウエはボクシング界で最もエキサイティングなスターの1人。色々な面において若きマニー・パッキャオを想起させる。ボクシング界最高のボディパンチャーの1人で、彼の突進を止められる人間は少ない」と絶賛。6階級制覇王者のレジェンド、パッキャオの全盛期を彷彿させるとまで評価されている。
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戦前は井上が圧倒的有利と見られていたが、蓋を開けてみればフルラウンドの死闘となった。
「ベテランのドネアは引退後に国際ボクシングの殿堂入りが確約されていると多くの人々が信じる理由を示した。モンスターに立ちはだかり、魅力的なバトルを通じて全てを出し切った。巨大な観衆の前でつまびらかになったドラマは感銘的だった。一進一退の攻防で、どちらも一歩も引かなかった。この試合には全てが存在した。これこそが2019年ヤフースポーツの年間最高試合だ」
記事ではこう絶賛している。2回にドネアの左の閃光フックを被弾した井上は右目の上を流血。鼻骨と眼窩底骨折というアクシデントを乗り越えながら、11回に左のボディーでドネアからダウンを奪った。意地と意地がぶつかり合い、ハイレベルの攻防となったWBSS頂上決戦はあらゆる方面から高く評価されている。
(THE ANSWER編集部)