ウィザーズ、地区首位の強豪ヒートに逆転勝利で今季10勝目 八村は7戦連続欠場
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は30日(日本時間31日)の本拠地ヒート戦を鼠径部の打撲により7戦連続で欠場。エースのブラッドリー・ビールも欠場した試合で、チームは前回対戦で103-112と敗れた同地区首位の相手に、123-105で勝利。今季10勝目を挙げた。
八村は怪我からの回復が遅れ7戦連続で欠場
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は30日(日本時間31日)の本拠地ヒート戦を鼠径部の打撲により7戦連続で欠場。エースのブラッドリー・ビールも欠場した試合で、チームは前回対戦で103-112と敗れた同地区首位の相手に、123-105で勝利。今季10勝目を挙げた。
2日前のニックス戦と同じスタメンで試合に臨んだウィザーズ。オフェンス、ディフェンス両面で歯車がかみ合わずに、試合開始から2分ほどで0-8とされる苦しいスタート。しかし怪我から復帰して以来コンスタントに活躍を続けるイアン・マヒンミが奮闘。第1クォーター(Q)に放った6本のフィールドゴール全てを沈め得点を重ねた。それでも点差は縮まらず、大量39失点したウィザーズは10点を追う展開で第1Qを終える。
第2Qに入ると逆襲を開始。イシュ・スミスを中心としたファストブレイクで流れに乗ったウィザーズは、この日シュートタッチが抜群のジョーダン・マクレイとギャリソン・マシューズが躍動。両者ともに前半だけで5本中4本の3Pを沈め逆転に成功。第2Q残り1分から怒涛の7連続得点に会場は熱狂の渦に包まれた。逆に8点のリードを得て試合を折り返す。
後半に入っても勢いの止まらないウィザーズ。多くのヒートファンがかけつけたこの日の試合では、「Let’s Go Heat」の掛け声が会場内に響き渡る場面もあった中で、ディフェンス面ではゲイリー・ペイトン2世の2スティールをはじめとする積極的なプレーでヒートのターンオーバーを誘い、オフェンス面でもアイザイア・トーマスなどが要所でシュートを沈め、リードを広げる。
最終クオーターでもヒートの反撃を封じ切ったウィザーズ。けが人が続出する苦しい台所事情の中で強豪相手に価値ある勝利。連敗を2でストップさせ、今季10勝目を手にした。
(THE ANSWER編集部)