井上尚弥が米国でスターになるには 現地メディアが12人の相手候補を特集、ネリの名も
ウーバーリやカシメロは知名度不足「米国でスターになりたいと望むなら…」
米国で知名度の低い他団体の王者と対戦するよりも、年間最高試合としても脚光を浴びるWBSS決勝のリマッチとなる5階級制覇王者ドネアか、スーパーバンタム最強の呼び声高いナバレッテ(メキシコ)という米国でも人気の高い2選手と対戦することが得策と見ている。
「頂上に駆け上がるイノウエを加速させるいい試合は数々存在する。しかし、ウーバーリとカシメロは彼が必要としている相手ではない。もしも、米国であっという間にスターになりたいと望むなら、イノウエが対戦すべきファイターは存在するのだ」
記事ではウーバーリやカシメロの知名度の低さを改めて強調した上で、モンスターが対峙すべき12人のファイターを推薦している。
ドネア、ナバレッテ意外では、WBCスーパーバンタム級世界王者のレイ・バルガス(メキシコ)、同級のIBF&WBAスーパー王者のダニエル・ローマン(米国)、元IBF同級王者T・J・ドヘニー(アイルランド)、WBA同級暫定王者ブランドン・フィゲロア(米国)、元WBO同級王者アイザック・ドグボエ(ガーナ)、WBCバンタム級2位のナワポン・ソールンビサイ(タイ)、WBO世界フェザー級王者のシャクール・スティーブンソン(米国)、WBC世界同級王者のゲーリー・ラッセル(米国)、WBA世界同級スーパー王者のレオ・サンタ・クルス(メキシコ)というそうそうたる選手とともに、ネリの名前を挙げている。
度重なる計量失敗を繰り返している問題児ネリ。WBCのランキングからも除外されたが、ボクシング界のヒールとして井上にとっては人気を高める格好の相手とみなされているようだ。
(THE ANSWER編集部)