6m後方に白い影が… 外野手の“捕れる顔”に全米笑撃「これ、バグじゃないの?」
米大リーグで外野手がフライで捕球態勢に入りながら、グラブを掲げた20フィート(約6メートル)後方にボールが落下する球史に残る珍プレーが発生。何度見てもおもしろい“笑撃”シーンをMLBネットワーク公式ツイッターが動画付きで紹介し、「これ、ゲームのバグじゃないの?」と全米のファンは目が点になっている。
ナショナルズ右翼手が捕球態勢も6m後方に落下…ファン目が点「奇妙とはこういうこと言う」
米大リーグで外野手がフライで捕球態勢に入りながら、グラブを掲げた20フィート(約6メートル)後方にボールが落下する球史に残る珍プレーが発生。何度見てもおもしろい“笑撃”シーンをMLBネットワーク公式ツイッターが動画付きで紹介し、「これ、ゲームのバグじゃないの?」と全米のファンは目が点になっている。
なぜ、彼は“捕れる顔”をしたのか。全米が目を疑った珍プレーを演じたのはナショナルズの外野手、ジェイソン・ワースだ。
15日(日本時間16日)のドジャース戦。右翼の守備に就いていたワースにフライが飛んできた。映像では、打球方向を見上げながらこちら側を向き、捕球体勢に入っている。誰もが平凡なフライと思った。左手のグラブを掲げた。しかし、一瞬の間が……。何か、おかしい。そう思った次の瞬間だった。196センチの巨漢の後方に白い影が上から下に、まるで流れ星のように走った。
そう、白い影の正体は白球だ。打者が打ったボールだった。ワースは捕球態勢に入りながら、実はフライを見失っていたのだ。にもかかわらず、完全に“捕れる顔”を見せていた。味方も敵も観客も、ある意味、全員を欺くプレー。しばらくフリーズしていたワースは後方で落下する音が聞こえたのか、なんとも悲しげな目を浮かべていた。