村田諒太、貫禄の初防衛を早朝の米メディアも称賛「ムラタが格の違いを見せつけた」
ボクシングのトリプル世界戦が23日、神奈川・横浜アリーナで行われ、WBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)は同級8位スティーブン・バトラー(カナダ)に5回TKO勝ちし、初防衛に成功した。海外メディアは「偉大なパフォーマンス」「格の違いを見せつけた」と称賛している。
早朝の時間帯に行われた一戦に続々反応「偉大なパフォーマンスだ」
ボクシングのトリプル世界戦が23日、神奈川・横浜アリーナで行われ、WBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)は同級8位スティーブン・バトラー(カナダ)に5回TKO勝ちし、初防衛に成功した。海外メディアは「偉大なパフォーマンス」「格の違いを見せつけた」と称賛している。
猛ラッシュで仕留めた。5回、ロープ側に追い詰めたバトラー相手に、左右の連打を着弾させた村田。崩れ落ちた挑戦者にレフリーが割って入った。圧巻のTKO勝ちに、海外メディアもツイッター上で続々反応した。
米放送局「FOX」のマーク・オルテガ記者は「リョウタ・ムラタが5回TKO勝ちで、スティーブン・バトラーに格の違いを見せつけた。今年のESPN+のカードで素晴らしいものの一つだった。それは未明の時間に訪れた」と速報。米国でESPNの有料ストリーミングサービスで中継されていた一戦は同サービスで年間屈指の好試合と評価された。
米ボクシングのレポーター、カルロス・トロ氏も「ムラタの偉大なるパフォーマンス。バトラーを右で瓦解させるシンプルなゲームプランだった」と分析した。米スポーツ専門局「ESPNノックアウト」も「これがチャンピオンだ! リョウタ・ムラタは輝ける戦いぶりで、スティーブン・バトラー相手に5回KO」と速報した。
時差のある米国では未明や早朝の時間帯のタイトルマッチとなったが、バトラー相手の快勝で本場でも評価を高めた様子。試合後は「会長! リアルな試合お願いします!」とビッグマッチを熱望していたが、2020年の戦いにも注目が集まる。
(THE ANSWER編集部)