36歳八重樫東、計量リミットクリア 日本最年長王座奪取へ「いい正月を迎えたい」
ボクシングのトリプル世界戦(23日、神奈川・横浜アリーナ)の前日計量が22日、都内のホテルで行われた。IBF世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチを戦う元世界3階級制覇王者の八重樫東(大橋)は50.8キロで一発クリアした。
2年7か月ぶり世界戦、相手は同い年のムザラネ
ボクシングのトリプル世界戦(23日、神奈川・横浜アリーナ)の前日計量が22日、都内のホテルで行われた。IBF世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチを戦う元世界3階級制覇王者の八重樫東(大橋)は50.8キロで一発クリアした。
2年7か月ぶりの世界戦に向け、減量を「楽しみながらやっていた」という“激闘王”。リミットちょうどででコントロールした。「ここからまた調整が必要。リカバリーの大事さはよくわかっているのでしっかりやりたい」と闘志を見せた。
17年5月以来の世界戦で日本男子最年長世界王座を狙う。36歳10か月を迎えた八重樫の相手は同級王者・モルティ・ムザラネ(南アフリカ)。こちらも50.8キロでパスした。37歳ムザラネとの“同い年対決”に「ここからは時間の流れるスピードがものすごく速い。自分のやるべきことをしっかりやる。勝っていい正月を(地元の岩手県)北上で迎えられるようにしたい」と話した。
(THE ANSWER編集部)