藤本京太郎を圧倒 22歳デュボアの“右一撃KO”に英実況騒然「起きられるワケない!」
ボクシングのWBOインターナショナルヘビー級タイトルマッチが21日(日本時間22日)、英ロンドンで行われ、同級15位の藤本京太郎(角海老宝石)は王者ダニエル・デュボア(英国)に2回KO負けを喫した。強烈な右一撃で仰向けに倒れ込んだ。現地実況席はデュボアの鮮烈なKOの瞬間、「起き上がれるワケない!」「ワオ、なんてショットだ!」と興奮状態になった。
ロンドン決戦で藤本を沈めた一撃、解説者「ワオ、なんてショットだ!」
ボクシングのWBOインターナショナルヘビー級タイトルマッチが21日(日本時間22日)、英ロンドンで行われ、同級15位の藤本京太郎(角海老宝石)は王者ダニエル・デュボア(英国)に2回KO負けを喫した。強烈な右一撃で仰向けに倒れ込んだ。現地実況席はデュボアの鮮烈なKOの瞬間、「起き上がれるワケない!」「ワオ、なんてショットだ!」と興奮状態になった。
髪を赤とグリーンに染め上げ、後頭部に日の丸をあしらうド派手なスタイルでカッパーボックス・アリーナのリングに登場した藤本。初回から劣勢だったが、2回に地力の差を見せつけられた。王者デュボアのタイミングのいい左のジャブで初ダウンを喫すると、英国で中継していたテレビ局「BTスポーツ」の実況は驚きを隠しきれなかった。
「ジャブ一発でダウンです。皆さん、信じられますか?」と興奮気味に語ると、そこからデュボアはエンジン全開。リング側に挑戦者を追い詰めるラッシュを披露。強烈無比な右ストレートを凄まじい打撃音とともに着弾させると、藤本はダウンした。仰向けに倒れ込んだ表情は呆然自失。レフェリーは即座に試合を止め、衝撃のKO決着となった。
「これはキョウタロウ・フジモトにとってはグッドナイト(おやすみ)でしょう。偉大な右。ターゲットを打ち抜きました。起き上がれるワケがありません!」と実況は絶叫。すると、解説も「ワオ、なんてショットだ!」と脱帽するしかなかった。プロ15戦全勝中の22歳のホープは圧倒的な実力を見せつけ、日本期待の男をキャンバスに沈めた。
(THE ANSWER編集部)