本田真凜、転倒8位も米名物記者は復調ぶりを称賛「本当にポジティブな兆しだ」
フィギュアスケートの全日本選手権は21日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位の本田真凜(JAL)は115.42点、合計181.34点で8位。冒頭の3回転ルッツで転倒したが、最後は予定していた3回転サルコウをフリップに変えるなど巻き返しを見せた。米名物記者のジャッキー・ウォン氏は「彼女が正しい方向に向かっている本当にポジティブな兆しだ」と復調を認めた。
冒頭の3回転ルッツで転倒も諦めず、演技構成を変えて巻き返す
フィギュアスケートの全日本選手権は21日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位の本田真凜(JAL)は115.42点、合計181.34点で8位。冒頭の3回転ルッツで転倒したが、最後は予定していた3回転サルコウをフリップに変えるなど巻き返しを見せた。米名物記者のジャッキー・ウォン氏は「彼女が正しい方向に向かっている本当にポジティブな兆しだ」と復調を認めた。
鮮やかなブルーの衣装で、人気映画「ラ・ラ・ランド」のテーマ曲に身を委ねた本田。冒頭の3回転ルッツで転倒したが、そこで諦めなかった。持ち前の伸びやかなスケーティングで表現力をアピールすると、後半には単発の予定だった3回転ループに2回転トーループをつけて連続ジャンプに。最後は3回転サルコウもフリップに変え、着氷させた。
大きな拍手を受けると、やりきったような笑顔を見せた本田。全日本選手権を自身のツイッターで速報していた名物コラムニストのウォン氏は「マリン・ホンダは最後にトリプルフリップを投入したのか?? 完璧ではなかったが、彼女が正しい方向に向かっているという本当にポジティブな兆しが数々存在した」と称賛した。
もちろん、8位という結果に満足はいかないが、復調の階段を一歩ずつ上っている本田。高校生として挑む最後のシーズン、飛躍を証明する時間はまだ十分に残されている。
(THE ANSWER編集部)