【名珍場面2019】ワイルダーV10、凶悪の“右一撃KO”に米メディア衝撃「右拳のパワー現実じゃない」
12月を迎え、様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2019」。今回は11月にボクシングのデオンテイ・ワイルダー(米国)が演じた戦慄の“右一撃KO”だ。WBC世界ヘビー級タイトルマッチで同級3位ルイス・オルティス(キューバ)を7回KOで破り、10度目の防衛を達成。衝撃的なKO決着の瞬間は動画が拡散され、米メディアも「右拳のパワーは現実のものとは思えない」と驚いた。
「スポーツ界の名珍場面総集編」―11月にV10を達成した衝撃KOの一撃
12月を迎え、様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2019」。今回は11月にボクシングのデオンテイ・ワイルダー(米国)が演じた戦慄の“右一撃KO”だ。WBC世界ヘビー級タイトルマッチで同級3位ルイス・オルティス(キューバ)を7回KOで破り、10度目の防衛を達成。衝撃的なKO決着の瞬間は動画が拡散され、米メディアも「右拳のパワーは現実のものとは思えない」と驚いた。
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まさに凶悪――。一撃でボクシング界に衝撃を走らせた。序盤から苦戦を強いられていたワイルダー。しかし、7回も残り10秒を切った終了間際だった。オルティスの一瞬の隙を突き、ワンツーから右ストレートを顎に一閃。相手を豪快にキャンバスに沈め、試合を一発で終わらせた。衝撃的な幕切れに会場も熱狂した。
昨年3月、オルティスを迎えた7度目の防衛戦でも苦しみながらTKO勝ちしていたワイルダー。しかし、今回は文句ない戦いぶりでV10を達成した。米メディアは圧巻のKOシーンを動画付きで拡散し、さらに続々と速報している。「ボクシングニュース」は「ワイルダーの右拳のパワーは現実のものとは思えない」と驚異のパワーを絶賛した。
ツイッター上でも米スポーツ専門局「ESPN」は「ワイルダーの右拳は再び相手を殴り倒した」、「FOXスポーツPBC」は「ワイルダーは人々が求めていたことを成し遂げた」と称賛。米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」は「おやすみ、オルティス」と挑戦者がリングに倒れ込んだ印象的な写真とともに報じ、驚きをファンに伝えていた。
これで通算成績を42勝(41KO)1分け、驚異のKO率を維持している。来年2月には元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)との世紀の再戦が決まったワイルダー。昨年12月の前回対戦は引き分けに終わっているが、1年余りの時を経て、相まみえるライバルを今度はKOできるか。来年も大きな注目を集める存在となりそうだ。
(THE ANSWER編集部)