井上尚弥、米デビュー戦で「最大77万世帯を魅了」 注目度の高さを証明する高視聴数
ボクシングのWBOスーパーフライ級で6度目の王座防衛に成功した井上尚弥(大橋)。米デビュー戦がメインイベントに次ぐ2番目の視聴数を記録し、世界での注目度の高さを改めて証明する形となった。米ボクシング専門サイト「Boxing Sense.com」が報じている。
メインイベントの「ソールンビサイVSゴンザレス」に次ぐ視聴者数を記録
ボクシングのWBOスーパーフライ級で6度目の王座防衛に成功した井上尚弥(大橋)。米デビュー戦がメインイベントに次ぐ2番目の視聴数を記録し、世界での注目度の高さを改めて証明する形となった。米ボクシング専門サイト「Boxing Sense.com」が報じている。
カリフォルニア州カーソンにあるスタブハブ・センターで行われた一戦は、米ケーブルテレビ局「HBO」が放送。敵地アメリカのリングでご当地選手のスーパーフライ級7位・アントニオ・ニエベス(米国)を圧倒し、6回TKO勝ちを収めた井上だが、「モンスター」の異名を持つ男の戦いをテレビの前で見守ったのは、最大77万世帯、平均視聴者数73万5000世帯だったという。
記事では、「高い期待値とともにアメリカデビューを果たした日本のナオヤ・イノウエは、最大77万世帯の視聴者を魅了した」と伝えている。
この数字は、同日のWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチのシーサケット・ソールンビサイ(タイ)対ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)戦に次ぐもの。「多大なボクシングファンがローマン・チョコラティート・ゴンザレスの終焉をHBOのライブで目撃した」というメインイベントは、最大83万5000世帯、平均79万6000世帯を記録したという。
ちなみに、ソールンビサイとの挑戦権を手にしたフアン・フランシスコ・エストラーダとカルロス・クアドラスの“メキシコ勢対決”は、最大71万4000世帯、平均60万8000世帯だったと報じられている。
待望の米デビューで、実力と高い人気を証明した井上。次なるビッグファイトを日本のみならず、アメリカのボクシングファンも望んでいると言えるだろう。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer