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ナガマツ、フクヒロ破り決勝 世界1位中国ペアとの決戦へ「明日、負けたら意味ない」

注目の日本勢対決は、またも長身ペアに軍配が上がった。バドミントンの国際大会BWFワールドツアーファイナルズは14日、中国・広州で各種目の準決勝を行い、女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那(北都銀行)と福島由紀/廣田彩花(アメリカンベイプ岐阜)の日本勢対決は、松本/永原が2-1(13-21、21-17、21-9)の逆転で勝利を収め、初の決勝進出を決めた。

永原和可那(左)と松本麻佑(右)【写真:平野貴也】
永原和可那(左)と松本麻佑(右)【写真:平野貴也】

日本勢対決は逆転でナガマツに軍配「日本勢対決に勝てて嬉しい」

 注目の日本勢対決は、またも長身ペアに軍配が上がった。バドミントンの国際大会BWFワールドツアーファイナルズは14日、中国・広州で各種目の準決勝を行い、女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那(北都銀行)と福島由紀/廣田彩花(アメリカンベイプ岐阜)の日本勢対決は、松本/永原が2-1(13-21、21-17、21-9)の逆転で勝利を収め、初の決勝進出を決めた。

 ともに170センチを超える長身で強打が武器の松本/永原は、序盤こそ守勢に回ったが、第2ゲームからばん回。永原が前衛、松本が後衛に入る形を作って、強打を見舞った。ファイナルゲームでは、永原がスーパーレシーブを見せるなど、相手に試合のペースを渡さずに押し切った。松本/永原は国際大会で4大会連続の準決勝敗退を喫しており、前回大会も準決勝敗退だったため、永原は「日本勢対決に勝てたのは嬉しいけど、準決勝を勝てずに苦しんでいたので、そこを勝てて嬉しい」と心境を明かした。

 両ペアは、昨年と今年の世界選手権・決勝戦でも対戦。ともに、双方がマッチポイントを握る大接戦の末、松本/永原が2連覇を果たしている。国際大会で4連勝となった。2人よりも安定して好成績を収めている福島/廣田にとっては、天敵だ。2週間前に国内で行った全日本総合選手権の決勝戦でも敗れている。福島は「第2ゲームでシャトルが飛びにくいコートに入ったら、相手がガンガン前に出て来た。前に詰めていく速さや積極性は、見習って、自分たちもそういう形を作っていきたい」と改善のイメージを話した。

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