“太りすぎ陥落”ルイスにWBC会長が怒り 最重量128.4kgは「スキャンダラスな体重だ」
自己最重量の128.4キロは「スキャンダラスな体重だ」
「これまでに何度も起こってきた事象だ。(6月の初戦では)人生で多くの問題を抱えながらも、栄冠を勝ち取った。それとともに、マネー、名声、誘惑もついてきた。ジムでのトレーニングプランを確立することは全くなく、街から街へ、イベントからイベントへと顔を出した。雑念があまりに大きすぎた挙げ句、スキャンダラスな体重になってしまった」
初戦の勝利後から3か月間、イベントとパーティをハシゴしていたというルイスがキャリア最重量の128.4キロまで増やし、試合に挑んだことに対して苦言を呈していた。
「ゴングが鳴った後は、明確なハンデとなってしまった。機動力、耐久性においてだ。ジョシュアはとても賢かった。背の高さ、距離、ジャブ、運動量という武器を活用した」
節制からかけ離れた行動に、嘆くことしきりだった会長。「人々が期待していたドラマ性を満たせないファイトだったが、ジョシュアの明確な優位性を示した」とも語ったという。
結果的に大きな見せ場のない“塩試合”になった頂上決戦で、スライマン会長は返り咲きのジョシュアのクレバーさを称えるしかない様子だった。
(THE ANSWER編集部)