羽生結弦、「12.95点」差からの猛追へ 伊紙も期待、フリーでは「星が輝くように…」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは7日に運命の男子フリーが行われる。ショートプログラム(SP)で2位の五輪連覇王者の羽生結弦(ANA)と、首位ネイサン・チェン(米国)との差は12.95点。奇跡の大逆転を目指す。開催地のイタリアメディアではSPを振り返り、日本人ファンの熱狂ぶりを伝えている。
羽生フィーバーをレポート「日本人の熱狂で、トリノは興奮に包まれている」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは7日に運命の男子フリーが行われる。ショートプログラム(SP)で2位の五輪連覇王者の羽生結弦(ANA)と、首位ネイサン・チェン(米国)との差は12.95点。奇跡の大逆転を目指す。開催地のイタリアメディアではSPを振り返り、日本人ファンの熱狂ぶりを伝えている。
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羽生は最後のジャンプで着氷が乱れ、完璧な演技だった首位チェンには差がつけられた。だが、現地では日本人ファンからの熱い声援が飛んだSPの様子を、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」ではこうレポートしている。
「日本人の熱狂で、トリノは興奮に包まれている。明日25歳になるユヅル・ハニュウのファンたちでいっぱいだ。ハニュウはGPファイナルのカバー・キャラクターとなっている人物だ」
さらに記事では羽生が2度の五輪王者に輝いたことに触れつつ、チェンとのライバル対決にもフォーカス。チェンが平昌五輪で5位になって以降は、一度も負けていないことも紹介している。
そのうえで「ユヅル・ハニュウはコンビネーションを欠き、追いかけなければならない状況に立たされている。フリーは明日行われる。彼の滑りは、星が輝くように煌びやかだろう」と独特の表現でフリーの演技に期待をかけていた。
2017年の世界選手権では10.66点差を大逆転したこともある。フリーでの魂の演技を誰もが待っている。
(THE ANSWER編集部)