27得点の八村塁、指揮官は手放しで称賛「7、8年プレーしているベテラン選手のよう」
課題のひとつだったディフェンス面の向上にも言及
43分と自身最長となるプレー時間を得た八村のプレーに対し、こう語ったブルックスHC。さらに「ディフェンス面で成長している部分」としてシュートフェイクに引っかからなかったことに触れた。
「すべてのマッチアップが彼にとって初めてのことだ。今日の相手には素晴らしいしシュートフェイクを持った選手が2人いた。シーズン序盤にルイがその部分(シュートフェイクに対するディフェンス)で問題を抱えていたことはみんな知っている。しかし、過去2試合、特に今日はフェイクに騙されず飛ばなかった」
エンビードかホーフォードがベンチに下がった際に、マッチアップしたトバイアス・ハリス相手に粘り強いディフェンスを見せた八村。ポンプフェイクに引っかからずにタフショットを打たせ自らリバウンドを拾うなど、ディフェンス面でも学習能力の高さを示している。
レイカーズ相手に16得点8リバウンド、クリッパーズ相手に30得点9リバウンド、76ers相手に27得点7リバウンドと、優勝候補相手に確実に結果を出している八村。飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続ける、日本人初1巡指名ルーキーの才能は計り知れない。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)