おりひめJは「勇敢に戦った」 番狂わせ阻止、リオ女王・ロシアが日本の速攻を称賛
ロシア選手、開催国の勢い実感「ホームなので全力だったと思う」
LBのアンナ・センは186センチの長身を生かし、日本ディフェンスの上からシュートを叩き込むなど得点を量産。両チーム最多の8得点でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いた。貫録を示す試合だったが「日本はいいチームだった」と敬意を払い「私たちはディフェンスで問題を抱えていた。なぜかというと、前半はとても速い攻撃だったから」と日本を評価した。
RWのフォミナ・オルガも「日本チームが非常に勇敢に戦ったことで、善戦となった。日本のホームなので全力だったと思う」と開催国の勢いを実感。「私たちもいいスピリットで全力を尽くした。私たちはお互いの信頼が良い試合をもたらしたと思う」と振り返った。
ロシアは開幕4連勝で首位とし、2次リーグ進出が決まっている。6日の1次リーグ最終戦では、同じく4連勝のスウェーデンと順位を懸けて対戦。センは「もちろん、全ての大会で勝ちたい。ここ(胸)に金メダルを掛けたいわ」と優勝を宣言した。
【大会方式】
1次リーグは24か国が4組に分かれ、総当たりで各組上位3チームが2次リーグに進出する。勝ち点は勝ち2、引き分け1、負け0。2次リーグは12チームが2組に分かれ、各組上位2チームが準決勝へ。2次リーグ進出を逃したチームは順位決定戦に回る。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)