[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

おりひめJ、リオ女王に前半善戦も失速 後半に10点差「ロシアの圧力大きくなった」

日本開催初の女子ハンドボール世界選手権に出場している世界ランク13位の日本代表「おりひめJAPAN」は5日、D組の1次リーグ第4戦(パークドーム熊本)で同2位のロシアと対戦し、23-33で2連敗となった。1試合を残して2勝2敗の勝ち点4で6チーム中3位。敗れたものの、日本戦の直後にアルゼンチンがスウェーデンに敗れたため、ロシアとスウェーデンの4連勝チームとともに日本の2次リーグ進出が決定した。6日の最終戦は世界ランク20位の中国と対戦する。

女子ハンドボール日本代表を率いるウルリック・キルケリーHC【写真:荒川祐史】
女子ハンドボール日本代表を率いるウルリック・キルケリーHC【写真:荒川祐史】

2勝2敗も直接対決の成績で1次リーグ突破決定

 日本開催初の女子ハンドボール世界選手権に出場している世界ランク13位の日本代表「おりひめJAPAN」は5日、D組の1次リーグ第4戦(パークドーム熊本)で同2位のロシアと対戦し、23-33で2連敗となった。1試合を残して2勝2敗の勝ち点4で6チーム中3位。敗れたものの、日本戦の直後にアルゼンチンがスウェーデンに敗れたため、ロシアとスウェーデンの4連勝チームとともに日本の2次リーグ進出が決定した。6日の最終戦は世界ランク20位の中国と対戦する。

【PR】オフィスが一瞬でハンドボール場に!? おりひめJAPAN4人の魅力溢れる動画が話題に

 大番狂わせの雰囲気を漂わせたが、後半に失速した。リオ五輪金メダルで世界選手権7度の優勝を誇るロシアに対し、前半は持ち味の速い攻撃で勝負。序盤から追う展開となったが、前に出た相手GKの意表を突く佐々木春乃のループシュートなどで得点を重ねた。

 14-14の前半25分には河田知美が相手の反則を誘い、7メートルスローを獲得。佐々木が冷静に決めて逆転に成功した。世界トップの強豪に16-16で折り返す。しかし、後半は相手の圧力もあり、自軍のミスが目立った。徐々に地力の差を見せられ、前半の大善戦も及ばず2連敗。後半に10点差をつけられた日本のウルリック・キルケリー・ヘッドコーチ(HC)は、試合後の会見で敗戦を振り返った。

「いつものことですが、ロシアは素晴らしいハンドボールでした。個々の選手も、監督も素晴らしい。スタートは日本もよかったですが、試合の前にわかっていた通り、かなりフィジカルのプレッシャーを受けました。後半はロシアからのプレッシャーが大きくなり、そこの距離を保っていくことが難しかった」

 前半は持ち味の速攻など、ハイテンポの試合に持ち込んで優位に試合を進めた。しかし、五輪女王は15分間のハーフタイム後にしっかりと対応。キルケリーHCは「後半は特に日本のディフェンスへの対策がよかった」と相手の対応力を評価し、「日本に対するストレスが大きくなった。1対1で苦戦するのはわかっていたが、ロシアと同様に試合中のスピードを保っておきたかった」と肩を落とした。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集