なぜ、井上尚弥に全米は衝撃を受けたのか 「崇高」と評された「最高のパンチ」とは
ボクシングのWBOスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(米カリフォルニア州)で6度目の防衛に成功した井上尚弥(大橋)。米デビュー戦で圧巻のTKO勝ちを収めたが、米メディアは地元のアントニオ・ニエベス(米国)を悶絶させたショットを「なんてボディショットなんだ」「崇高な左フック」と称賛し、“衝撃TKO勝ち”の要因を分析している。
衝撃米デビュー戦、米メディアが「なんてショットなんだ」と震撼した「崇高の左フック」
ボクシングのWBOスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(米カリフォルニア州)で6度目の防衛に成功した井上尚弥(大橋)。米デビュー戦で圧巻のTKO勝ちを収めたが、米メディアは地元のアントニオ・ニエベス(米国)を悶絶させたショットを「なんてボディショットなんだ」「崇高な左フック」と称賛し、“衝撃TKO勝ち”の要因を分析している。
「この致命的なボディショットこそがナオヤ・イノウエがいかに優秀か示している」と特集したのは、米ボクシング専門メディア「ボクシングニュース・アンド・ビューズ」だ。
「モンスター」の異名を持つ井上の強さが集約されたという一撃は5回に火を吹いた。
井上の強烈なコンビネーションに後退するばかりのニエベス。そして、ロープ際に追い詰めた井上は、強烈な左フックをニエベスのボディに見舞った。
一瞬耐えたかに見えたニエベスだったが、リング中央で苦悶の表情で膝を折り曲げながら、舌を出し、右手をマットに着けた。電光石火のキラーブローで文句なしのダウンを奪った。