渋野日向子、3位発進は「いいスタート」 痛恨4パットに「お菓子をやけ食いしました」
女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯は28日、宮崎CC(6535ヤード、パー72)で開幕した。前週に国内4勝目を挙げた賞金ランク3位の渋野日向子は、1イーグル、1バーディー、1ボギーの2アンダーで3位発進した。賞金レースで逆転すれば、21歳で最年少賞金女王となる。賞金ランクトップの鈴木愛はイーブンの10位、賞金2位の申ジエは3オーバーの26位としている。5アンダーのテレサ・ルーが首位発進した。
鈴木愛、申ジエ、渋野日向子の賞金女王争い
女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯は28日、宮崎CC(6535ヤード、パー72)で開幕した。前週に国内4勝目を挙げた賞金ランク3位の渋野日向子は、1イーグル、1バーディー、1ボギーの2アンダーで3位発進した。賞金レースで逆転すれば、21歳で最年少賞金女王となる。賞金ランクトップの鈴木愛はイーブンの10位、賞金2位の申ジエは3オーバーの26位としている。5アンダーのテレサ・ルーが首位発進した。
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渋野は9番パー5で2オンしたが、痛恨の4パットでボギーとした。しかし、10番をパーとした後の11番パー5で、残り220ヤードから4UTで放ったボールはピンそば1.5メートルへ。パットを沈めてイーグル。スコアを1アンダーに戻すと、16番でもバーディーを奪った。
ラウンド後に会見した渋野は「9番で4パットしたのは情けなかった。(イーグルは)記憶にない。あれだけ寄ってのイーグルは気持ちよかったです。4パットは引きずっているけど、その中で2アンダーは70点くらいですかね」と振り返った。
南国・宮崎での最終戦だが、寒さの中でのプレー。「寒さは上着を着ていたら大丈夫だけど、打つの邪魔なので脱いでいた。雨はちょっとだけ降って止んでくれたのでよかったけど、風が強くてクラブ選択が難しかった」と話した。
プレー中にお馴染みのお菓子を食べる場面もあり、注目を集めたが「抹茶のピーナッツを食べて、その後にカムカムレモン、そのあとにカムカムレモンのタブレット。その後に赤からの10辛でした。4パットでやけ食いしてました(笑)」と笑顔で説明を加えた。
「いいスタートを切れたので、明日の天候がどうなるかわからないけど、今日よかった分、あと3日間のびのびと悔いがないようにやりたい」と2日目以降への意気込みを口にした。
【賞金女王の行方】
最終戦の賞金は優勝が3000万円、2位が1740万円。約1億5300万円を獲得している鈴木は、単独2位以上で2年ぶりの女王となる。約1510万円差で3位の渋野は、優勝して鈴木が3位以下、申が2位以下となれば逆転。単独2位でも、鈴木が10位以下、申が3位以下で逆転できる。鈴木と約1500万円差の申は、優勝すれば鈴木が3位以下、2位なら鈴木が10位以下、渋野が3位以下で初の賞金女王となる。
(THE ANSWER編集部)