井上尚弥は「絶対的でない。倒せる」 テテが再び挑戦状「彼が望むならどこでも戦う」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム決勝でノニト・ドネア(フィリピン)を破り頂点に立ったWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)。WBO同級王者のゾラニ・テテ(南アフリカ)は「イノウエは絶対的ではない。倒せる。どこでだって戦う」と再度挑戦状を叩きつけている。権威ある米誌「ザ・リング」が報じている。
30日に英国でカシメロと統一戦のテテが再び井上に言及
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム決勝でノニト・ドネア(フィリピン)を破り頂点に立ったWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)。WBO同級王者のゾラニ・テテ(南アフリカ)は「イノウエは絶対的ではない。倒せる。どこでだって戦う」と再度挑戦状を叩きつけている。権威ある米誌「ザ・リング」が報じている。
30日に英バーミンガムでWBO暫定王者ジョン・リエル・カシメロ(フィリピン)との統一戦に挑むテテ。「数々の試合を見た。ここ3試合の内容は良くなっているが、まだ悪い癖が残っている。その辺の傾向を突いていくつもりだ。彼は打ち合いに出てくる。安全な距離に留まっていられない。そこだけが注意だ」とフィリピンのハードパンチャーについて警戒した“世界戦11秒KO男”だが、その視線の先は早くもWBSSの頂上決戦で対峙できなかったモンスターに向けられていた。
「イノウエは絶対的ではない。倒せる。まずはカシメロを片付ける。その後はイノウエだ。彼が望むならどこだって戦う。おそらくアメリカだろうね」
まずはカシメロを倒し、WBO王座を統一することが絶対条件で、2020年の初戦で井上との3団体統一戦を熱望。再び挑発している。