桃田賢斗「来年も日本のエースとして」 全日本連覇に意欲「全力で勝ちに行きたい」
第73回全日本総合バドミントン選手権大会は25日、開幕前日会見を行い、男子シングルスで連覇を狙う桃田賢斗(NTT東日本)は「(12月には)BWFワールドツアーファイナルズもあるし、以降も日本のエースとして大会に挑めるかどうか、試合に挑む自信にも影響して来る。全力で勝ちに行きたい」と意気込みを語った。
全日本選手権の前日会見で意気込み
第73回全日本総合バドミントン選手権大会は25日、開幕前日会見を行い、男子シングルスで連覇を狙う桃田賢斗(NTT東日本)は「(12月には)BWFワールドツアーファイナルズもあるし、以降も日本のエースとして大会に挑めるかどうか、試合に挑む自信にも影響して来る。全力で勝ちに行きたい」と意気込みを語った。
全日本総合は、日本で最も権威のある大会だ。来季の日本代表選考の対象にもなる。桃田をはじめ、現在の日本A代表は、世界ランク上位のため、BWFワールドツアーの上位大会等に自力で出場することができるが、A代表から外れた場合は、以降の五輪レースは自費派遣となる。国のバックアップを受けるためにも、日本最強の自負を持つためにも、勝利が求められる。
桃田は、今季の国際大会で10勝を挙げるなど、好調だ。ハードスケジュールの中でも結果を残し続けている。直近の優勝は、11月1週の福州・中国オープン。翌週の香港オープンにも出場を予定していたが、コンディションを考慮して棄権。全日本総合と、世界選手権に次いで五輪レースのポイントが高い「BWFワールドツアーファイナルズ」(12月2週、中国・広州)に向けた調整に入っていた。
国内で調整期間を取れたこともあり、桃田は「香港オープンは、疲労も溜まっていたし、その後に勝ちたい大会が続くので棄権させてもらい、チームでしっかりと休養を取らせてもらった。大会が始まるとなかなかできない基礎練習をすることもでき、今の調子は、すごく良い」と好調をアピールした。