「ネリは常習犯だった」 スペイン紙まで“再犯”を問題視、昨年3月の山中戦にも言及
ボクシングのWBCシルバー・バンタム級タイトルマッチは22日(日本時間23日)、前WBC世界同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)が前日計量でリミットを1ポンド(約450グラム)オーバーしクリアできず。一発クリアした元IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトルコ)が試合の実施を拒否し、キャンセルとなった。2018年3月の山中慎介とのタイトルマッチでも体重超過でタイトル剥奪されていた悪童に対し、スペインメディアも「ネリは常習犯だった」と問題視している。
ボクシング人気が下降気味のスペインでも注目されるネリの計量オーバー
ボクシングのWBCシルバー・バンタム級タイトルマッチは22日(日本時間23日)、前WBC世界同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)が前日計量でリミットを1ポンド(約450グラム)オーバーしクリアできず。一発クリアした元IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトルコ)が試合の実施を拒否し、キャンセルとなった。2018年3月の山中慎介とのタイトルマッチでも体重超過でタイトル剥奪されていた悪童に対し、スペインメディアも「ネリは常習犯だった」と問題視している。
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ボクシングの聖地ラスベガスを揺らしたネリの体重超過問題。スペイン地元紙「AS」も問題児の前日計量の結末に注目した。
「ネリは1ポンド(450グラム)超過したが、そこから減量しようと希望しなかった。彼はそのあとの合意を期待していたが、ロドリゲス陣営はそれを受け入れないと事前に警告していた。そして、ロドリゲスは実際にそうしたのだった」
ネリはバンタム級の上限118ポンド(約53.5キロ)を1ポンドオーバーし、1回目の計量をクリアできず。再計量でクリアする努力をせず、ロドリゲス側に金銭面の交渉を持ちかけていたが、記事ではロドリゲス陣営はネリの体重超過時の厳しい対応を事前に通告していたと報じている。
「ネリはこの問題の常習犯だった。2018年3月に計量オーバーでWBC世界タイトルを失っていたのだ」
山中戦で大幅な体重超過で試合前にタイトル剥奪という前科があったことも紹介している。ボクシング人気が下降しているスペインでも報じられるなど、ネリの悪名は世界中に広がろうとしている。
(THE ANSWER編集部)