「9.98」を予言? 桐生祥秀、4年前に着けたゼッケン「998」が話題「運命的」
陸上の日本学生対校選手権(福井県営陸上競技場)第2日は9日、男子100メートル決勝(追い風1.8メートル)で桐生祥秀(東洋大4年)が日本人初の9秒台となる9秒98で優勝。伊東浩司が98年に記録した10秒00の日本記録を19年ぶりに更新した。大学最後のインカレで悲願を成就させたが、4年前の高校最後のインターハイで着用したゼッケンは「998」だった。
不思議な縁…大学最後のインカレで「9秒98」、高校最後のインハイのゼッケンは「998」
陸上の日本学生対校選手権(福井県営陸上競技場)第2日は9日、男子100メートル決勝(追い風1.8メートル)で桐生祥秀(東洋大4年)が日本人初の9秒台となる9秒98で優勝。伊東浩司が98年に記録した10秒00の日本記録を19年ぶりに更新した。大学最後のインカレで悲願を成就させたが、4年前の高校最後のインターハイで着用したゼッケンは「998」だった。
何かの因縁だろうか。平成29年の9月9日。何かと「9」にまつわる日に桐生は日本人初の9秒台を叩き出した。しかし、不思議な縁はこれだけではなかったという。
4年前。洛南高3年だった桐生が高校ラストとなった大分インターハイで100メートルを10秒19の大会新記録で制するなど、200メートル、400メートルリレーを合わせ、大会3冠を達成した。未来へさらなる成長を予感させた17歳の夏、胸に着けていたゼッケンが「998」だった。