疲れも見せず21日の公式練習で美しいジャンプ披露

　フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ、第6戦NHK杯が22日に開幕する。男子で大本命視されるのが、五輪連覇王者の羽生結弦（ANA）だ。21日は公式練習に登場。海外の識者が実際に美しく4回転を跳ぶシーンを動画付きで公開し、「完璧」「簡単にこなした」と驚いている。

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　20日に練習拠点のカナダから帰国したばかりの羽生だが、疲れを見せずに美しいジャンプを決めた。フリーの冒頭に予定する4回転ループを完璧に降りるなど、順調な調整ぶりをうかがわせた。

　これにユーロスポーツのイタリア人解説者マッシミリアーノ・アンベーシ氏は拍手を送った。「ユヅル・ハニュウは完ぺきな4Loを決めた。スケートカナダと比べても改善されている。時差ぼけにもかかわらず、ポジティブな印象を受けた。全てを簡単にやってのけた。特に4回転は」とツイート。さすがの貫録を褒めたたえた。

　スケートカナダでは今季の世界最高得点322.59点で圧勝した羽生。勝利と言う結果はもちろん、どこまでの得点をたたき出せるかにも注目が集まりそうだ。