ジョセフ氏、日本代表HC続投にNZの識者ガックリ「ボディーブローだ。許容できない」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で8強に導いたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の契約更新が決定した。母国のニュージーランド代表HCの後任候補に挙がっていたジョセフ氏を逃した格好になったオールブラックスに対して、スーパーラグビー名門の首脳は「ボディブローだ」と嘆いている。地元紙「ニュージーランド・ヘラルド」が報じている。
ハイランダーズCEOクラーク氏がジョセフHCの続投を嘆く
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で8強に導いたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の契約更新が決定した。母国のニュージーランド代表HCの後任候補に挙がっていたジョセフ氏を逃した格好になったオールブラックスに対して、スーパーラグビー名門の首脳は「ボディブローだ」と嘆いている。地元紙「ニュージーランド・ヘラルド」が報じている。
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NZラグビー協会の発表したスティーブ・ハンセンHCの公認候補にリストアップされていたジョセフ氏。W杯3連覇を逃したオールブラックスの復権を担う有力候補と報じられていたが、逃した魚は大きかったと主張するのは、スーパーラグビー強豪ハイランダーズCEOのロジャー・クラーク氏だった。
「オールブラックスのファンとして肩入れしているが、これはかなり残念だ。これはボディブローだ。我々の環境からあのレベルの監督を3人も逃すことは許容できない」
地元ラジオ局に出演したクラーク氏は嘆き節だった。3人とはかつてハイランダーズを指揮したジョセフ氏、そして、その参謀役として日本代表に残留の決まったトニー・ブラウン氏、そして、南アフリカ代表の監督就任の決まったデイブ・レンニーHCだった。
「これが我々の参戦しているマーケットだ。我々は際立った監督を育ててきた。我々は国際マーケットが貪欲に我々からそんな人材を奪うのを見てきた」