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八村塁に見えた新たな課題 ファウル誘発にどう対処? 相手選手「みんなが通る道」

ファウルを誘発したデローザンはルーキー相手も容赦なし「利用しなければ」

 その一方で、八村に4つのパーソナルファウルを記録させたデローザンは試合後のインタビューで、チームとして八村のファウルを誘うゲームプランがあったのか問われ「個人での判断」としながら、こう続けた。

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「ベテランとしてルーキーがまだできないことができる。みんなが通る道だ。我々はそうした瞬間を利用しなければいけない」

 ファウルトラブルでベンチに下がったのは、八村にとってこの試合で4試合目。デローザンが話した通り、NBAでの経験が少ないルーキーが相手でも、ベテラン選手は容赦なくそれを利用してくる。

 八村もデローザンのポンプフェイクについて「手にも引っ掛けるような感じでやっていた。そういう選手がこれからも多くなってくると思うので、そういうところはこれからも気を付けてやっていきたいと思います」と語った通り、今後も八村は、ファウルを誘発してくる選手と毎試合と言っていい頻度で対峙することになるだろう。

 NBAで11試合を終えたばかりのルーキーにとって、4度のオールスター出場経験を持つデローザンのようなベテラン選手を相手にするのは簡単なはずがない。八村は、こうしたひとつひとつの経験を糧に、前進を続けていくことだろう。

(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)


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