日本は「世界最高の小さい国」 エディーHCがスコットランドに「学ぶべきだ」と提言
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で準優勝したイングランドのエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が、1次リーグ敗退に終わったスコットランドに対し、“小さい日本”から学ぶように提言している。2015年大会では日本を率いた同HC。英公共放送BBCが報じている。
世界的名将のエディー・ジョーンズHC「日本からインスピレーションを得るべき」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で準優勝したイングランドのエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が、1次リーグ敗退に終わったスコットランドに対し、“小さい日本”から学ぶように提言している。2015年大会では日本を率いた同HC。英公共放送BBCが報じている。
日本は1次リーグA組を4戦全勝で勝ち上がり、史上初の8強入りを果たした。空前のラグビーブームを巻き起こすと、最終戦ではともに決勝トーナメント進出の懸かったスコットランドを28-21で撃破。2戦目のアイルランドに続き、ティア1を破る快進撃だった。
日本の躍進に、前HCのジョーンズ氏も注目。BBCは「エディー・ジョーンズ:スコットランドは世界で最高の『小さい』チームに目を向けるべきだ」の見出しで記事を掲載した。同HCは「スコットランドは日本からインスピレーションを得るべきであり、世界の中で最高の『小さいチーム』になるべきだ」と語ったという。
日本は世界と比べれば体格で劣るものの、研究し尽くしたスクラムなどで弱点を跳ね返す結果を残した。ジョーンズHCは「スコットランドはどのようにプレーすべきだったか振り返る必要がある。『体格差の問題』は確かに難しい。しかし、日本が成し遂げた奇跡的な成功のようなことはできるはずだ」と勧めている。