井上尚弥、次戦候補に浮上した新たな選手は? 海外展望「ウーバーリ、テテより先に」
IBF1位のダスマリナスは山中や拓真のスパーパートナー経験も
さらに「対戦者がだれなのか、はもう一つの質問だ」と続け、特集では4人の対戦候補の名前をピックアップしている。
「1つの可能性としてはIBFの必須防衛戦となるフィリピン人挑戦者のマイケル・ダスマリナスとの試合が、もう一つのWBC頂上決戦相手となるフランス人ナルディーヌ・ウーバーリ、WBO王者南アフリカ人ゾラニ・テテ(もし、防衛線をフィリピン人ジョンリル・カシメロ相手に今月末に勝つのであれば)とより先に組まれると思われる」
記事では弟の拓真を破ったWBC王者ウーバーリ、世界戦最短の“11秒KO”記録をもつ、テテよりも先に、IBFの指名試合となれば挑戦権をもつダスマリナスとの対戦が実現するのではないかと見ている。
27歳のダスマリナスは30勝(20KO)3敗1分のサウスポーで、過去には元WBC世界バンタム級王者・山中慎介氏のスパー相手としても来日。今回はなんと拓真のスパーパートナーも務めていた。
記事では「そして忘れられているWBC無敗の中心人物ルイス・ネリーがいる」とメキシコの問題児にも触れているが、優先順位は低いとみている。
最後には「いつ、どこでかはナオヤとトップランク次第だ」と締めくくられているが、ほかにも五輪連覇の実績をもつ、ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)ら、激戦区のバンタム級で2本のベルトを持つ井上を狙う猛者は実に多い。
(THE ANSWER編集部)