井上尚弥、戦前の“弱点一蹴”に敵地メディア脱帽「顎は日本刀のよう。破壊不能だ」
「彼の顎は疑惑ではないが、疑問視されていた」、しかし…
「彼の顎は疑惑ではないが、疑問視されていた。電光の速さと技術で、彼は今までクリーンなハードヒットを打たれたことがなかった。彼の顎は刀のように破壊不能であることが分かった。ドネアのベストショットを何本も受け止めたのだから」
バンタム級昇格後はジェイミー・マクドネル、フアン・カルロス・パヤノ、エマヌエル・ロドリゲスという世界王者を合計441秒で圧倒。試合後も顔に傷一つない状況だったが、流血の死闘で「フィリピンの閃光」の放つ自慢のブローやプレッシャーを凌ぎ、これまで試されることのなかった耐久性にも二重丸の評価を手にすることになった。
「この男は本物だ。ボクシング界の最も小さな将軍。彼の未来はライジングサンのように明るい」。「年間最優秀試合候補」の声も上がっている伝説の名勝負の果てに母国のレジェンドを倒したモンスターを、敵地メディアも潔く称賛していた。
(THE ANSWER編集部)