八村塁、3戦連続で後半出場減も評価不変 指揮官「ルイのことは本当に気に入ってる」
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が6日(日本時間7日)の敵地ペイサーズ戦に7試合連続でスタメン出場。シュートチャンスが少なく、初の無得点に終わり、2連勝を狙ったチームも106-121で完敗を喫した。
ベテラン選手も怪我から復帰し、この試合ではプレー時間21分にとどまる
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が6日(日本時間7日)の敵地ペイサーズ戦に7試合連続でスタメン出場。シュートチャンスが少なく、初の無得点に終わり、2連勝を狙ったチームも106-121で完敗を喫した。
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2日に行われたティンバーウルヴズ戦では22分間、ピストンズ戦では16分間、この試合では21分間と、プレー時間を伸ばせずにいる八村。スコット・ブルックスHCは試合後の会見で、今後の八村の出場時間について聞かれると、「18分から20分ほどのプレー時間の試合が多くなることは予想していない」と話し、プレー時間を減らすつもりはないことを示唆した。
「時には20分前後、時には35分前後プレーするだろう。ルイのことは本当に気に入っている」と評価は不変であることを強調。「彼はタフな選手だし、前の試合のように、悪い試合から立ち直ることもできる。(この試合は)25点差をつけられて、ラインナップを変更して8点差まで迫れるところまで行った」とも語った。
ティンバーウルブズ戦とこの日のペイサーズ戦ではシュートが入らず、チームも大量リードを許したこと、ピストンズ戦ではファウルトラブルと、プレー時間の減少にはどの試合にも明確な理由が見て取れる。
さらに、開幕時には怪我で戦列を離れていたトロイ・ブラウンJr.、C.J.マイルズ、ジョーダン・マクレイらフォワードでプレーできるベテラン選手が次々と復帰。層が厚くなったこともプレー時間の減少に拍車をかけた格好だ。
八村自身が「(今季のウィザーズは)ほとんど新しいチームで、何人かの選手も怪我から帰ってきたばかりだから、まだ僕らは(チームとして)どのようにプレーしたらいいかわからない」と試合後に語ったように、ここまで攻守両面でミスコミュニケーションが散見される。
ブルックスHCは八村を起用し続ける姿勢は崩していないため、プレー時間を増やすには、チーム全体の意思統一が一つのカギになってくるかもしれない。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)