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「ラグビーW杯決勝より大変じゃないか」 井上尚弥が見たい英国ファンが嘆いたワケ

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)がWBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突する。来日した大会プロモーターのカレ・ザワーランド氏は「THE ANSWER」の単独インタビューに応じ、大成功を収めたラグビーワールドカップ(W杯)日本大会と日本代表の躍進を例に挙げ、大会優勝時には「日本人のみならず、世界の人々の心をも鷲掴みにする」と期待している。

カレ・ザワーランド氏(右)と井上尚弥【写真:荒川祐史】
カレ・ザワーランド氏(右)と井上尚弥【写真:荒川祐史】

WBSS仕掛け人ザワーランド氏に単独インタ、ラグビーファンの知人を襲った“悲哀”

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)がWBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突する。来日した大会プロモーターのカレ・ザワーランド氏は「THE ANSWER」の単独インタビューに応じ、大成功を収めたラグビーワールドカップ(W杯)日本大会と日本代表の躍進を例に挙げ、大会優勝時には「日本人のみならず、世界の人々の心をも鷲掴みにする」と期待している。

 ロンドン在住で南アフリカ出身の父親を持つザワーランド氏。ボクシング界の仕掛け人にとっても2日に行われたラグビーW杯決勝は特別なイベントだった。

「ラグビーW杯日本大会の盛り上がりは素晴らしかった。イングランドでも凄まじい盛りでした。私の父は南アフリカ出身なので、すごく喜んでいました。あんな成功を収めたのは日本ならでは、日本人ならではの国民性、そして、ホスピタリティがあったからだと思います。世界的な盛り上がりを見せたラグビーW杯でしたが、日本ではその次にイノウエの試合が行われるのです」

 ホスト国でも熱戦の続いたラグビーW杯が列島を巻き込む一大ムーブメントを起こし、閉幕後には続々とラグビーロスを訴えるファンが増えている。だが、ザワーランド氏はすぐに次のビッグイベントが待っていると力説した。

「ラグビー日本代表は国全体のサポートを背に感動的な試合を見せてくれました。チームと大会そのものも大きな成果を挙げました。日本の人々はスポーツを愛している。そして、名勝負には熱狂する国民性があると思います。人々の熱というものは何よりも重要です。

 ラグビー代表のように、モハメド・アリ杯を掲げたイノウエの姿は日本国民の心を鷲掴みにするのではないでしょうか。日本の人々は彼が世界一だと確認する。その瞬間を目撃する。イノウエには本物のストーリーがあります。日本人はスポーツを愛し、熱くなれる国民性を持つ日本人だけでなく、世界の格闘技ファンの心も鷲掴みにすることでしょう」

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