八村塁、12得点で本拠地初勝利に貢献 2試合ぶり2桁得点、初アリウープに会場熱狂
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が4日(日本時間5日)の本拠地ピストンズ戦にスタメン出場。2日の試合で4得点にとどまった八村だが、この日は12得点3アシスト4リバウンド1スティールの活躍。チームは115-99で勝ち、今季の本拠地3試合目で初勝利となった。
チームは本拠地3試合目で初勝利
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が4日(日本時間5日)の本拠地ピストンズ戦にスタメン出場。2日の試合で4得点にとどまった八村だが、この日は12得点3アシスト4リバウンド1スティールの活躍。チームは115-99で勝ち、今季の本拠地3試合目で初勝利となった。
自身初の1桁得点に終わった前節からの立ち直りが期待されたこの試合、八村は第1クォーター(Q)からエンジン全開。開始2分あまりでアンドワンを得ると、そのフリースローもしっかり沈め、その直後には3Pシュートを成功させて、早くもティンバーウルブス戦の得点を超えた。その後も積極的にリングへ迫る八村はブラッドリー・ビールのパスに反応して2ポイントシュートを決めるなど、第1Qだけで10得点を挙げた。
第2Q途中から再びコートに立った八村は3Pシュートのチャンスを得るも、冷静な判断でフリーのビールへパス。これをビールがしっかりとリングに沈めた。リバウンド王3回受賞経験のあるアンドレ・ドラモンド擁するピストンズ相手にも、果敢にリング下を攻めるこの日のウィザーズ。八村もその勢いに乗るように、イシュ・スミスのパスに反応してダンク、見事なアリウープを決め、会場を沸かせた。チームも63-61とリードして前半を終える。
後半も開始からコートに立った八村だったがこの試合4つ目となるファウルを記録し、ベンチに下がった。第3Q終了時までに7リバウンド3スティールを記録したトロイ・ブラウンJr.をはじめ、チームの課題として挙げられていたディフェンスが踏ん張り、リードを15点に広げて最終Qへと入った。得点差を生かし、そのまま逃げ切った。八村は第4Qの出場はなかった。
チームはここまで1勝4敗だったが、今季2勝目を挙げ、本拠地では初勝利。ドラフト1巡目ルーキーもしっかりとチームに貢献し、ワシントンのファンに白星を届けた。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)