南ア決勝史上初Tのマピンピ、日本でのプレーに意欲「来年、どこかでプレーするかも」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、横浜国際総合競技場で決勝が行われ、世界ランク3位の南アフリカが、同1位のイングランドに32-12で快勝。史上最多タイの3度目の優勝を飾った。後半26分に優勝を大きく引き寄せるトライを決めたWTBマピンピは試合後に「日本はラッキーな国。日本のどこかのクラブでプレーするかも」と語った。
後半26分、南ア史上初となる決勝でのトライで優勝引き寄せる
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、横浜国際総合競技場で決勝が行われ、世界ランク3位の南アフリカが、同1位のイングランドに32-12で快勝。史上最多タイの3度目の優勝を飾った。後半26分に優勝を大きく引き寄せるトライを決めたWTBマピンピは試合後に「日本はラッキーな国。日本のどこかのクラブでプレーするかも」と語った。
南アが誇るスピードスターが、勝利を決定づけた。18-12の後半26分。マピンピ自身がショートパントで局面を打開し、最後は自身がトライ。これで23-12とリードを広げた。南アは過去2度決勝に進み、いずれも勝利しているが、トライを決めるのはこれが初めて。記念すべき南ア史上初の決勝トライに、マピンピは驚きつつも笑顔でこう振り返った。
「エキサイトしてますと言えないのは、今知ったから。知らなかったので。南アフリカの決勝初のトライと聞いて非常に嬉しく思いますし、チームメートのためにも嬉しく思います」
今大会6トライは、ウェールズのジョシュ・アダムズ(7トライ)に次いで2位。5トライの松島幸太朗を上回った。日本では大会直前のテストマッチ日本戦でも3トライと暴れており、日本では9トライをマークしたことになる。
「初めて来たけど、ラッキーな国かもしれません」と笑顔を見せ、「日本にはいつか戻ってきて、どこかのクラブでプレーするかもしれません。もしかしたら来年」と将来的な日本でのプレーにも思いをはせていた。
(THE ANSWER編集部・角野 敬介 / Keisuke Sumino)