八村塁、自己最多23得点に現地記者からも称賛続々「まるでベテラン」「最高に鮮やか」
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が30日(日本時間31日)の本拠地開幕戦のロケッツ戦にスタメン出場。自己最多を更新する23得点をマークし、4試合連続での2ケタ得点を達成。しかしチームは158-159で敗れた。
マッチアップしたベテランにひけを取らないプレーに米記者喝采
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が30日(日本時間31日)の本拠地開幕戦のロケッツ戦にスタメン出場。自己最多を更新する23得点をマークし、4試合連続での2ケタ得点を達成。しかしチームは158-159で敗れた。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
八村は第1クォーター(Q)にマッチアップした34歳のベテランP.J.タッカーのファウルを誘うなど、新人らしからぬ落ち着いたプレーで観客を魅了。自らのシュートに走り込み、リバウンドを拾うとそのままリングへ沈めるなど、ハッスルも見せた。
第2Qには、NBAで自身初となる3ポイントを含む7得点を記録し、前半だけで13ポイントの活躍。開幕戦から続く2ケタ得点記録も4試合に伸ばした。後半にも得点を重ねた八村は35分30秒の出場で23得点、5リバウンド。フィールドゴールは15本中9本成功で、成功率は60%。3ポイントは3本すべてを決めた。
チームは惜敗したが、圧巻の活躍は現地の記者も虜にした。ツイッターで続々と称賛している。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のフレッド・カッツ記者は「ルイがPJタッカー相手にポストプレー。そしてクルリと回り、最高に鮮やかなターンアラウンド。彼は第2Q途中で13ポイントをマーク。彼は21歳」と驚いた様子だった。
またワシントン地元紙「ワシントンポスト」のキャンディス・ブックナー記者も「ルイ・ハチムラNBA4戦目。4戦目で2ケタ得点。それも第2Q途中までで」と着実にポイントを重ねた得点力を称賛。米放送局「NBCスポーツ」のチェイス・ヒューズ記者も「ルイ・ハチムラ、軽々とPJタッカーを超えるフェイドアウェイショットを放つ。まるでNBA8シーズン目のベテランのようだ。いいプレーヤーになるだろうが、すでにいいプレーヤーだ」と拍手を送った。
チームは土壇場で逆転され1点差での惜敗したが、八村はまた評価を上げた様子だ。
(THE ANSWER編集部)