八村塁、自己最多23得点で圧巻の本拠地デビュー 初3Pに観衆熱狂、4試合連続2ケタ得点
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が30日(日本時間31日)の本拠地開幕戦のロケッツ戦にスタメン出場。自己最多を更新する23得点をマークし、4試合連続での2ケタ得点を達成。しかしチームは158-159で敗れた。
本拠地開幕戦で試合前には日本語スピーチも披露
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が30日(日本時間31日)の本拠地開幕戦のロケッツ戦にスタメン出場。自己最多を更新する23得点をマークし、4試合連続での2ケタ得点を達成。しかしチームは158-159で敗れた。
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17-18年シーズンMVPのジェームズ・ハーデンと16-17年シーズンMVPで今季新加入のラッセル・ウェストブルック擁するロケッツを、ホーム開幕戦に迎えたウィザーズ。在アメリカ合衆国日本大使の杉山晋輔氏も観戦に訪れる中、八村は試合前に「日本の皆さんこんにちは、八村塁です。日本人がたくさん来ているということで僕もとてもうれしいです。シーズンもよくなると思うので、応援よろしく願いします」と日本語でスピーチし、会場からは拍手が送られた。
八村は第1クォーター(Q)に、この試合でマッチアップした34歳のベテランP.J.タッカーのファウルを誘うなど、新人らしからぬ落ち着いたプレーで観客を魅了。自らのシュートに走り込み、リバウンドを拾うとそのままリングへ沈めるなど、ハッスルも見せた。
第2Qには、NBAで自身初となる3ポイントを含む7得点を記録し、前半だけで13ポイントの活躍。開幕戦から続く二桁得点記録も4試合に伸ばした。チームもブラッドリー・ビールのブザー・ビーターで77-76とリードして試合を折り返した。
第3Qにもこの試合2本目となる3ポイントを沈めると、直後に2ポイントを決めた八村は、再び3ポイントを狙う。臆することなく放ったボールはリングに吸い込まれ会場も熱狂状態に。このシュートにより、八村はNBAデビューから早くも4試合目にして、自身初となる1試合20得点の大台に到達した。
八村は35分30秒の出場で23得点、5リバウンド。フィールドゴールは15本中9本成功で、成功率は60%。3ポイントは3本すべてを決めた。
しかしチームは激しい点の取り合いの末に痛恨の逆転負け。本拠地開幕戦を勝利で飾ることはできず、今季の勝敗は1勝3敗となった。次戦は2日(日本時間3日)、本拠地にティンバーウルブズを迎える。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)