イングランドの“ハカ奇襲”に罰金の可能性 英紙指摘「制裁がなければ驚きだ」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は26日の準決勝で世界ランク2位イングランドが同1位ニュージーランドを下し、決勝進出を決めた。しかし、試合前の「ハカ」に選手たちが接近し、応酬した“奇襲”で罰金の可能性が浮上している。英紙「ガーディアン」が報じている。
センターライン越えを問題視、週明けにワールドラグビーが審議と報道
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は26日の準決勝で世界ランク2位イングランドが同1位ニュージーランドを下し、決勝進出を決めた。しかし、試合前の「ハカ」に選手たちが接近し、応酬した“奇襲”で罰金の可能性が浮上している。英紙「ガーディアン」が報じている。
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「イングランドがニュージーランドのハカへの対応後、罰金の可能性」との見出しで報じた記事によると、センターラインを越えて接近したことが問題視され、週明けに国際統括団体のワールドラグビーが処分が妥当を審議する見通しと紹介した。
合わせて、試合後にPRマコ・ブニポラが「彼らを苛立たせることは分かっていた」と認めたことも伝えている。この日はV字の両翼がセンターラインを越えており、主審から戻るように促されていた。
記事では11年大会決勝でフランスが弓の形の陣形を敷いて同じように近づき、罰金2500ポンド(約35万円)を科されたと説明。「8年前のフランスの前例を考えると、イングランドに制裁がなければ驚きである」と記し、処罰は当然と受け止めていた。
今回の一件は試合前の「ハカ」に対する奇襲として注目され、V字陣形の中心にいた主将のオーウェン・ファレルがニヤリと不敵に笑う様子も話題を呼んでいた。
(THE ANSWER編集部)