南アフリカがウェールズに前半9-6リード 両軍ノートライでPG戦、ポラードは3本全成功
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は27日、横浜国際総合競技場で準決勝の第2試合を行い、世界ランク3位のウェールズと同4位の南アフリカが激突。前半は両国揃ってノートライながら、ペナルティーゴール(PG)を3本決めた南アフリカが9-6とリードし、折り返した。
ウェールズNO8モリアーティはW杯史上初の親子で準決勝出場
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は27日、横浜国際総合競技場で準決勝の第2試合を行い、世界ランク3位のウェールズと同4位の南アフリカが激突。前半は両国揃ってノートライながら、ペナルティーゴール(PG)を3本決めた南アフリカが9-6とリードし、折り返した。
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南アフリカのキックオフから始まった前半は、互いに強力なFWを誇るチームとあって、キックで陣地のゲインを画策。一進一退の攻防となったが14分、ウェールズ陣内22メートル付近でのラックでペナルティーを得た南アフリカは、SOポラードがペナルティーゴール(PG)を決めて3点を先制した。だが、その4分後、今度は南アフリカが自陣でペナルティーを献上。PGで同点に追いつかれたが、その2分後に再び南アフリカはPGを決めて3点リードする。
その後は両チームともにハイパントを多用した空中戦を展開。一進一退の攻防が続いたが、34分に敵陣内でペナルティーを得た南アフリカは、ポラードがこの日3本目のPGを決めて9-3。しかし、ウェールズも38分にPGで3点を返し、南アフリカが9-6でリードして折り返した。
また、ウェールズのNO8として先発したロス・モリアーティは、1987年大会の準決勝に同国代表として父ポール氏も出場しており、W杯史上初の準決勝に出場した父子となった。
(THE ANSWER編集部)