NZ撃破呼んだ イングランドがハカに奇襲を仕掛けたワケ「立って受けるのではなく…」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は26日、横浜国際総合競技場で準決勝・第1試合を行い、世界ランク1位ニュージーランドと同2位イングランドが激突。過去W杯の対戦では3戦全敗だったイングランドが終始、試合の主導権を握り、19-7で歴史的な勝利を飾った。6万8843人が酔いしれた。
イングランドが「V字」隊形で接近「相手に脅威を示したかった」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は26日、横浜国際総合競技場で準決勝・第1試合を行い、世界ランク1位ニュージーランドと同2位イングランドが激突。過去W杯の対戦では3戦全敗だったイングランドが終始、試合の主導権を握り、19-7で歴史的な勝利を飾った。6万8843人が酔いしれた。
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イングランドは試合前からプレッシャーをかけた。オールブラックスが恒例「ハカ」の陣形を取ると、これを取り囲むように「V字」隊形をとる“奇襲”。試合が始まる前から会場のボルテージを上げると、キックオフからわずか1分36秒でCTBツイランギが先制トライを決め、7-0とした。結果的に流れを生む上で役割を果たしたと言っていい。
過去には11年大会決勝でフランスも接近し、ハカを演じるオールブラックスに応酬した例もあるが、当時を思い起こさせるシーン。試合後、理由を問われたオーウェン・ファレル主将は「私たちは自分たちとして立って受けるだけでは終わらせたくなかった。相手に脅威を示したかった。受けるのではなく、互角で立とうと思った」と語った。
(THE ANSWER編集部)