ウッズ、東京五輪出場の見通しは? 本人は熱望も…取材歴25年の米記者がリアルな予想
ウッズより上に位置する米選手は?
本場の記者の見立ては厳しいものだが、本人は東京五輪出場に意欲を示している。ハリグ記者は「でも、例えば彼がマスターズで優勝したように、何の可能性があるかわからないし、ここで優勝したらわからなくなる」。ツアー通算81勝は、故サム・スニードの歴代最多勝利記録まであと1勝。13年ぶりの日本で優勝カップを掲げ、東京五輪への道を切り開けばドラマチックな話であることは間違いない。
12月に44歳となるウッズ。膝や腰に不安を抱え、安定した成績を残すのが難しいのなら、マスターズのような一発逆転のホームランが必要となる。紆余曲折を経て成し遂げたマスターズでの11年ぶりメジャー制覇は、スポーツ界最大のカムバックとも言われた。米記者の「本当に厳しいよ」という言葉を裏切る結果を夢見たい。
【最新世界ランク】(20日付)
1.ブルックス・ケプカ(米国)
2.ロリー・マキロイ(英国)
3.ダスティン・ジョンソン(米国)
4.ジャスティン・トーマス(米国)
5.ジョン・ラーム(スペイン)
6.パトリック・カントレー(米国)
7.ジャスティン・ローズ(英国)
8.ザンダー・シャウフェレ(米国)
9.ブライソン・デシャンボー(米国)
10.タイガー・ウッズ(米国)
11.フランチェスコ・モリナリ(イタリア)
12.ウェブ・シンプソン(米国)
13.トニー・フィナウ(米国)
14.ポール・ケイシー(英国)
15.アダム・スコット(オーストラリア)
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)