ウッズ拝めず… ファン落胆の声「え~!?」「なんで今日なの」 無念の雨天順延で悲鳴
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップ(千葉・アコーディア習志野CC)は25日、大雨の影響で第2日の競技を翌日に順延することを午前6時30分に発表した。第2ラウンドは26日の同6時30分にスタート予定。会場に詰めかけたギャラリーは、無念の順延に落胆した様子だった。
25日は大雨で順延、26日午前6時30分スタート
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーで日本初開催のZOZOチャンピオンシップ(千葉・アコーディア習志野CC)は25日、大雨の影響で第2日の競技を翌日に順延することを午前6時30分に発表した。第2ラウンドは26日の同6時30分にスタート予定。会場に詰めかけたギャラリーは、無念の順延に落胆した様子だった。
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千葉・印西市の会場は、早朝から土砂降りの雨。東京方面から会場に向かう北総線の電車は、6時前後でもほぼ満員の状態だった。会場最寄りの千葉ニュータウン中央駅周辺では、大雨の中でギャラリーバスを待つ数百人の長蛇の列ができ、約4キロの道を雨具を来て歩く人も見られた。
しかし、午前6時30分にこの日の競技順延を発表。ギャラリーは入場できず、開門を待ちながら発表を聞いたファンは「え~!? うそ~!」などと悲鳴を上げた。「まじか…」「なんで今日なの…」「せっかく来たのに」「しょうがないけど」「残念すぎる」などと声を上げていた。24日の初日は、日本開催の男子ツアー史上最多の1万8536人が来場し、世界トップの選手たちのプレーで盛り上がりを見せていた。
米ツアー歴代2位の81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)が、2006年11月のダンロップ・フェニックス以来13年ぶりに日本開催ツアーに出場。初日は6アンダーでゲーリー・ウッドランド(米国)と並ぶ首位発進だったが、この日のファンは姿を見ることなく帰路につくことになった。日本人最多ツアー5勝の松山英樹(LEXUS)は、首位と1打差の5アンダーで3位、今季日本ツアー2勝の石川遼(カシオ)は2アンダーで7位だった。
大会副競技委員長のゲーリー・ヤング氏は、午前7時前に取材に応じ「これから雨が酷くなることを考えると、プレーできないと判断した」と説明。26日の第1組スタート時間は、午前8時30から同6時30分に変更され、第2ラウンドを終えた選手は組み合わせを変えずに第3ラウンドに入り、日没まで実施する。
第3ラウンドは27日の朝まで残る見込みで、最終ラウンドは組み合わせを成績順にした上で午前9時のスタートを目指す。ヤング氏は「第4ラウンドは午後4時頃に終わると見ており、プレーオフになってもできると思う。もし、終わらなければ、月曜日(28日)に行う」と説明した。26日の第2ラウンドは、松山が午前6時50分にインスタート、ウッズが同8時10分、石川が同8時20分にアウトスタートとなっている。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)