石川遼、首位発進ウッズに「鳥肌が立った」 驚異の“タイガー・チャージ”に衝撃
世界の猛者が集結「自分もそこに入りたい」
自身は「今日は他の人のスコアを気にできなかった」と懸命にプレー。それでも「長いパットを入れるのを何回も見た」と後ろの組からウッズのプレーが目に入ったという。ウッズはスタートから3連続ボギーと大叩きだったが、終わってみれば9バーディー、3ボギーの64で回り、6アンダーで首位発進。驚異の“タイガー・チャージ”に、最終スコアを知った石川は「最初は3オーバーだったのに、途中で見たら1アンダー。どうやって戻したのかわからない。6アンダーと聞いて鳥肌が立った」と驚きを隠せなかった。
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自身は1万8536人の前で好発進を決めて、日本初開催となった米ツアーの盛り上がりに感激。「一言では言い表せないくらい多くの方に来ていただいた。PGAツアーを何より心待ちにしてくださっているのを肌で感じたし、英樹もそうですが、PGAツアーのみんなが来てくれた。ワクワク感が伝わってきたし、プレーする側で光栄でした。ギャラリーが(国内ツアーの)4日間で入る人数が1日で入っている」と振り返った。
ただ、競技者として、感動しているばかりではいられない。「やっぱり、自分もそこに入りたいと思うし、プレーヤーとしていかに自分が世界のトップに近づくか。五輪でも『メダルが期待されるゴルフ』となると、競技人口も増えるんじゃないかと思う」。今季2勝で賞金ランク3位。10年ぶり2度目の賞金王、さらに世界ランクを上げて東京五輪出場を目指している。ロープ外の喧騒を喜びながら、自分のプレーに集中して2日目に臨む。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)