【W杯名珍場面】リーチ、小競り合い選手へ“粋な贈り物”に相手感激 「尊敬しかない」と大反響
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で開催国の日本は8強敗退したが、史上初の決勝トーナメント進出で国民的な盛り上がりを見せ、熱狂を呼んだ。ここでは今大会の日本にまつわる名珍場面を回顧。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。今回は13日のスコットランド戦後にリーチ・マイケル主将が相手のジェイミー・リッチーに行った“粋な贈り物”だ。リッチーが自身のインスタグラムで実際の場面を感激とともに公開。「リスペクトしかない」と反響を呼んだ。
快進撃の日本、1次リーグの様々なシーンをプレーバック
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で開催国の日本は8強敗退したが、史上初の決勝トーナメント進出で国民的な盛り上がりを見せ、熱狂を呼んだ。ここでは今大会の日本にまつわる名珍場面を回顧。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。今回は13日のスコットランド戦後にリーチ・マイケル主将が相手のジェイミー・リッチーに行った“粋な贈り物”だ。リッチーが自身のインスタグラムで実際の場面を感激とともに公開。「リスペクトしかない」と反響を呼んだ。
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試合中は熱くなっても、終わればノーサイドだ。リッチーはインスタグラムに1枚の画像を公開した。戦い終え、チームシャツの姿のリッチー。まだテーピングを膝に巻いて、試合直後の様子を感じさせるリーチと並び、すがすがしい顔を見せているが、左手に持っているのは模造の日本刀。鞘には「JAPAN VS SCOTLAND」などの文字が印字されている。
相手への敬意という意味を込め、日本刀を渡すという日本代表の儀式。開幕ロシア戦でも日本側がマン・オブ・ザ・マッチに選出した相手選手に渡していた。この試合でリッチーは直接プレーと関係ないところで肘打ちを繰り出すなどし、SO田村優と一触即発となるシーンもあったが、3度のジャッカルを決めるなど、躍動した相手を認め、称えた格好だ。
リッチーは「日本代表からこの刀を頂き、嬉しく思う。ピッチ上では死力を尽くす。しかし、最後の笛が鳴れば、そこには尊敬しかない。日本はアメージングな開催国であり、南アフリカを相手に健闘を祈っている」などと感激した様子だった。
返信欄には日本ファンから「あなたのジャッカルは日本の脅威だった」「スポーツマンシップ!」「リスペクトしかない」「クール!! また日本に来てください」「またプレーしよう!!」との声のほか、海外ファンからも「最高のパフォーマンス、日本は素晴らしかった」「よくやった。君はアメージングだった」「ラグビーの友情が大好き」などと熱視線を集めていた。
今大会は「ノーサイド」の精神が特に注目を浴びていたが、日本の主将が相手選手に行った振る舞いも多くの称賛を集めることになった。
(THE ANSWER編集部)