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姫野和樹、大会MVP候補6選手に欧州メディア選出 敗退国不利も「支障にならない」活躍

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は準々決勝が終了し、4強が出揃った。準決勝進出を決めている強豪ウェールズの母国メディア「ウェールズオンライン」はここまでの大会を振り返り、大会MVP候補6人に日本代表NO8姫野和樹を選出。「W杯の成績は並外れている」と絶賛している。

ラグビー日本代表の姫野和樹【写真:Getty Images】
ラグビー日本代表の姫野和樹【写真:Getty Images】

ウェールズメディアが現時点の候補選出、NZ代表バレットら名手ズラリ

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は準々決勝が終了し、4強が出揃った。準決勝進出を決めている強豪ウェールズの母国メディア「ウェールズオンライン」はここまでの大会を振り返り、大会MVP候補6人に日本代表NO8姫野和樹を選出。「W杯の成績は並外れている」と絶賛している。

 記事では「11月2日に横浜での決勝が終了したら、プレーヤー・オブ・ザ・トーナメントになるのは誰だろうか」と題し、大会MVPの行方に注目。まだ試合に残っている選手は活躍の機会があり、当然有利であることを認めた上で「敗退国の選手が選出される可能性は高くはないだろう」と記した。

 それでも「6選手のリストを作成するにあたり、支障にはならなかった」とし、記事の敗退した日本から「Kazuki Himeno」の名前を1番手で紹介している。寸評では「このNO8はまだ25歳だ。しかし、W杯の成績は並外れている」と称賛。1次リーグは「死の組」にいたと伝えながら、活躍ぶりを伝えた。

「タックル50回を記録し、驚異の成功率93%を誇る。また、59回のキャリーを記録した。計219メートルを運び、5つのクリーンブレークだった」と記述。敗退国は不利であると認めながら、4強進出国の選手たちに負けないインパクトが認められたと言っていいだろう。

 他の選手を見ても、名手ばかりだ。同じく、すでに敗退したフィジー代表WTBセミ・ランドランドラのほか、ニュージーランド代表SOボーデン・バレット、ウェールズ代表FLジャスティン・ティプリック、イングランド代表FLトム・カリー、南アフリカ代表CTBダミアン・デアレンディが選出されている。

(THE ANSWER編集部)


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