練習を撮影していたと警備員が発見、エディーHCも「間違いなくいた」と認める

　ラグビーワールドカップ（W杯）日本大会で4強入りを決めたイングランド代表は、26日の準決勝ニュージーランド戦に向け、調整を進めているが、22日に都内で行った練習で近隣の建物から望遠レンズで撮影している人物がいたとの目撃情報が浮上。イングランド記者は実際の練習場付近の写真をツイッターで公開した。NZ関係者かとの見方も上がったが、日本代表も率いたエディー・ジョーンズヘッドコーチ（HC）は「それも含めて勝負。W杯の面白さだ」とエディー節で一笑に付した。

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　イングランドの練習場に思わぬ“事件”が発生した。この日の練習場で近隣のマンションから望遠レンズで撮影した人物がいたというのだ。英公共放送「BBC」のダン・ローン氏は実際の練習場付近の画像を公開。3階建てから10階を越えるものまで多くのマンションに囲まれ、向こうから練習の様子はよく見えそうではある。ローン氏は「セキュリティーがロングレンズを使用する人間に気が付いたようだ」と紹介している。

　練習後の会見では、この一件についての質問が複数飛んだ。すると、エディーHCは大物指揮官らしく、泰然自若として答えた。「多分いたのかもしれない」と認めた上で「でも、それも含めて勝負。W杯の面白さだ」と言ってのけた。さらに、詳しく説明を求められると「間違いなく、アパートのブロックの上で撮影している人がいた。だが、日本人のファンかもしれない。私は気にしていないよ」と問題なしを強調していた。