メッシング、天国の弟に捧ぐ熱演に母国世界女王も感銘「あなたをとても誇りに思う!!」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ初戦スケートアメリカは18日(日本時間19日)、男子ショートプログラム(SP)でキーガン・メッシング(カナダ)が96.34点で3位に入った。先月、事故死した弟のパクストンさんに対する追悼の舞いに対し、母国の世界女王ケイトリン・オズモンドも感銘を受けている。
9月に弟が事故死も気丈に演技、オズモンド「本当に素晴らしい!!」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ初戦スケートアメリカは18日(日本時間19日)、男子ショートプログラム(SP)でキーガン・メッシング(カナダ)が96.34点で3位に入った。先月、事故死した弟のパクストンさんに対する追悼の舞いに対し、母国の世界女王ケイトリン・オズモンドも感銘を受けている。
天国に捧ぐ演技は観る者の心を打った。黒のウェアをまとったメッシングは冒頭の4回転トウループ―3回転トウループを美しく降りると、トリプルアクセルもきっちり成功。後半の3回転ルッツも美しく決めた。ノーミスで決めたカナダの27歳は演技を終えると、泣き出しそうな表情になり、天を見上げると投げキス。両手を掲げ、観衆に応えた。
悲しみを乗り越えた演技だった。メッシングは9月に弟のパクストンさんを亡くしていた。26歳の若さで帰らぬ人となった弟に気持ちを込めた演技にオズモンドは自身のツイッターで「キーガン!!!!! あなたをとても誇りに思う!! 本当に素晴らしい!!!!」と感銘を受けた様子で記した。氷の上で表現した思いは、きっと天国のパクストンさんにも届いたはずだ。
(THE ANSWER編集部)